2021年7月10日(土)付

東京五輪 奥原選手の応援を 大町市 文化会館でライブサイト

 大町市と市教育委員会は、東京五輪バドミントン女子シングルスに出場する同市常盤上一出身の奥原希望選手(26)=太陽ホールディングス所属=を応援するコミュニティーライブサイトを市文化会館大ホールで実施する。通常の定員は約800人だが、先着300人に制限するなど新型コロナウイルス感染防止対策を万全に行う。
 実施日は今月29日の東京五輪バドミントン女子シングルス1回戦から8月1日の決勝まで4日間を予定し、大型スクリーンを利用した競技中継で声援を送る。入場時の検温で37・5度以上ある人は入場できない、マスクの着用、応援は大声を控え拍手で―などコロナ対策を徹底する。
水路から郷土の歴史学ぶ 大町 北小4年生「大町新堰」見学

 大町市の大町北小学校4年生46人が9日、郷土を学ぶ社会科学習の一環で、市内の用水路を見学した。学校敷地内のひょうたん池に水を運ぶ「大町新堰」を上流にたどり、農地を潤す水路の働きや開発の歴史に理解を深めた。
 児童は『大町市史』の編纂に携わり水路の歴史に精通した荒井今朝一教育長の案内で、水路の起点となる寄沢頭首工や、鹿島川に分水し土砂を排出する水門などを見学。大町新堰が別の水路と交わり、水量を調整してながら増水時に水害を防ぐ仕組みも学んだ。
五輪の地から日本文化発信 白馬で8月6・7日 信州伝統芸能フェス

 県内で古来受け継がれてきた伝統芸能が一堂に会するイベント「信州の伝統芸能フェスティバルin白馬」(県芸術文化協会・県主催)が8月6日と7日、白馬村のウイング21で開かれる。長野五輪が開かれた白馬村から、神楽・太鼓・人形芝居などの信州の伝統芸能を発信する。今月からチケットの販売を始めている。
 世界の注目が日本に集まる東京五輪開催に合わせ、日本文化や芸術を国内外に強く発信する東京2020組織委員会の公式文化プログラム「東京2020NIPPONフェスティバル」の共催プログラム。
 新型コロナ感染予防対策を行いながらの開催。感染拡大などにより中止やプログラム変更もありうる。
子育て仲間おさがりどうぞ おさんぽ会 小谷で無料・無人フリマ

 小谷村の未就園児の保護者でつくる「おさんぽ会」(望月沙葉会長)は14日まで、無料・無人のフリマ「おさがり広場」を村役場視聴覚室前スペースで開いている。
 会場には7日に行われた「おさがり会」でメンバーや参加者が持ち寄った、未就園児から小学生くらいまでの子ども用の古着や靴、おもちゃ、絵本などがずらりと並び、自由に手に取って持ち帰ることができる。
 おさがり会は、子どもの成長に合わせて着られなくなった服などをさらに小さな子がいる家族などに活用してもらうことで、子育ての経済的負担の軽減やごみの減量につなげようと実施してきた。
アロマで虫よけスプレー 池田町図書館 ハーブを楽しむ講座

 池田町図書館は6月30日、ハーブを楽しむ連続企画の第2弾「虫よけスプレー講座」を町交流センターで開いた。夢農場のスタッフ・水野道子さんを講師に、アロマオイルを使った虫よけスプレーを作った。
 農場オリジナルのレモンマートルとラベンダーのオイルを使用した。1%の濃度になるようにエタノールと精製水と混ぜ合わせ、清涼感のあるスプレーを完成させた。
 水野さんは、子どもには薄めて使うことや数カ月で使い切ることなど、注意点を説明。ローションやマスクスプレーなどの作り方も紹介し「好きな香りを使ってほしい」と伝えた。
八坂中生 地域の名人に習う 「一日やさかの日」 そば打ち・おやき作り

 大町市八坂中学校(片山ますみ校長)は2日、総合的な学習の時間「やさか人間塾」の一環で「一日やさかの日」を実施した。全校生徒が4つのグループに分かれ、広い見識と経験を持つ住民らを講師に、ふるさとの自然や生活文化に親しんだ。
 このうち地域の産業について学ぶグループでは、八坂地区のふるさと体験館で「一日限定中学生がおもてなしするいろり屋やさか」企画を実施。地元の有志でつくる「元氣会」(田中照幸会長)の会員からそば打ちとおやき作りを学び、日頃お世話になっている人を招いてもてなした。
 おやきは八坂に古くから伝わる昔ながらの灰焼きおやきを、おやき作りの大ベテラン仁科宰知代さんから教わった。職人技の仁科さんと違い、包むのに苦労して形がギョーザのようになったのもあったが「これも個性」と楽しそうに取り組んでいた。
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