2022年1月7日(金)付

大北で13人コロナ感染 白馬9人 急増に危機感

 県は6日、大北地域で10代から40代までの男女計13人が新型コロナウイルスに新たに感染したと発表した。内訳は白馬村9人、大町市2人、小谷村2人。同地域で1日当たりの感染者数が10人を上回るのは昨年9月3日以来、約4カ月ぶり。急速な感染拡大に各市町村は危機感を強めている。年末年始で多くの移動があった分、これからさらに拡大する可能性もあり、住民にも不安が広がっている。
 白馬村では4日から6日までの感染者数が計14人となった。下川正剛村長は村長メッセージを発出した。
移住相談 気軽にどうぞ 大町市 協力店(者)PR タペストリー&ステッカー制作

 大町市定住促進協働会議が、移住定住協力店(者)35カ所に設置するための、タペストリーとステッカーを制作した。市内各所の協力店内などに掲示し、市を挙げて移住・定住をサポートする姿勢を示す。
 市のキャラクター「おおまぴょん」が描かれた親しみあるデザインで、フラッグ型タペストリーと、丸形のステッカーのほか、インターネットサイトなどに利用するバナーも同デザイン2パターンを作成した。
誰でも楽しく「ボッチャ」 池田町 中学生や住民が取り組み パラスポーツ機運高まる

 障がいがある人も健常者も、子どもも高齢者も誰でも∴齒盾ノなって楽しめるスポーツ「ボッチャ」。今、池田町でボッチャの機運が高まっている。高瀬中学校の生徒が企画した大会や交流会、地域スポーツクラブ「大かえで倶楽部」が進めているパラスポーツ(障がい者スポーツ)の取り組みなどで広まりつつある。町民大会の開催も視野に入れており、今後も盛り上がっていきそうだ。
 高瀬中では、昨年夏にボッチャ選手を招いたセミナーがあり、体験交流会を実施した。これをきっかけに、3年生が総合的な学習の時間でボッチャのイベントを企画。町民向けの大会と、池田・会染両小学校の6年生を対象に交流会を開いた。
貨物運送の振興に長年貢献 国土交通大臣表彰 大町「安曇」の中村社長

 大町市平木崎の貨物運送業「安曇」の中村俊久社長(72)は、多年にわたり貨物運送事業の振興に努め、業界の発展に寄与したとして、令和3年自動車関係功労者(貨物運送関係)として国土交通大臣表彰を受けた。「気が引き締まる思い。事故防止も含め、託された荷物を安心安全に目的地まで届ける使命をさらに強くしている」と受賞を受け止める。貨物運送関係の受賞者は全国で79人で、県内では中村社長含め2人だった。
池工 高校改革に意見書 大北の協議会 県教委に提出

 「大北地域の高等学校の将来を考える協議会」は5日、同協議会で取りまとめた意見・提案書「大北地域における高校教育のあり方」を県教育委員会に提出した。総合技術校への再編統合が検討されている池田町の池田工業高校について、総合的な視点で高校改革を進めることなどを要望した。
 座長の牛越徹大町市長は「『県内高校全体としての発展のため慎重に検討を進めたい』との丁寧な発言を受けた。
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