2022年1月16日(日)付

屋外遊び≠ナ感染回避 国営公園大町松川 冬イベントに注目

 国営アルプスあづみの公園大町・松川地区で15日から、雪と親しむイベント「冬の公園で遊ぼう」が始まった。新型コロナウイルス感染拡大に対する住民の警戒感が強まる中、感染リスクが低い屋外の遊び場として注目を集め、家族連れなど来園者でにぎわっている。
 園内アルプス広場には幅最大30b、長さ50bのそりゲレンデが登場し、チューブ型そりなどを無料でレンタル。子どもたちがそりにしがみつきながら、斜面を勢いよく滑り降り、大きな歓声をあげていた。
サービス低下避け感染防止 大町市 職員の出勤 7割に抑制

 大北地域で新型コロナウイルスの感染が急激に拡大する中、管内自治体では職員の感染防止対策に取り組んでいる。
 大町市は、県が市に対する感染警戒レベルを「5」に引き上げたことを受け、13日から31日まで出勤する職員の数をおおむね7割に抑制。「庁内でも日に日に危機感が高まっている。職員同士の接触をできるだけ抑制したい。住民サービスの低下を避けながら、感染防止を図りたい」としている。
自然の造形美氷瀑¥o現 大町市社常光寺 大寒間近「清音の滝」に

 連日の冷え込みで、大町市社常光寺の「清音(きよと)の滝」に、水の流れが凍る氷瀑が出現した。一年で最も寒い時期とされる二十四節気「大寒」(1月20日)を前に、自然の造形美をつくりあげている。
 清音の滝は市街地と八坂地区を結ぶ県道大町麻績インター線沿いを流れる。市の文化財に指定され、「仁科三十三番札所」の一つに数えられる。高低差約5bから流れ落ちる水が、つららのように凍っている。
応援券使用「忘れずに」 白馬村プレミアム付き 1月末まで 商工会が呼び掛け

 白馬村民向けに販売された「白馬村プレミアム付き応援券」の使用期限が1月末までに迫っている。使用期限が切れた商品券は一切使用できず、返金もできないとして、白馬商工会などは期限までの使用を呼び掛けている。
 事務局では「持っていることを忘れている場合もある。まだ利用されていない場合は、ぜひご利用を」と話している。
芸術祭制覇に地元名産品 大町で抽選会 全国から応募1365人

 大町市で昨年開催された北アルプス国際芸術祭で、全作品を鑑賞した来場者に対するプレゼントの抽選会が12日、市役所で開かれた。全国から1365人の応募があり、10人に地元農産物や名産品などが当たった。
 抽選は昨年10月2日から11月21日の開催期間中、全展示会場を訪れ、鑑賞パスポートに37個のスタンプを集めた来場者が対象。実行委員長の牛越徹市長がコンピューターの抽選システムで当選者の番号を選出した。
早期発見に抗原検査キット 池田町 ドライブスルーで無料配布

 池田町は15日から、町総合福祉センター「やすらぎの郷」で、新型コロナウイルス感染の不安がある町民に抗原検査キットを無料配布している。感染リスクを抑えて、希望者にスムーズに渡せるようドライブスルー方式を導入。感染者の早期発見や感染拡大の防止につなげる考えだ。
 発熱やのどの痛みなどの症状がある住民を対象に約200人分を用意。事前に電話で希望を受け付け、町職員が福祉センターの屋外で手渡す。平日は午前8時半から午後5時まで。期間は28日まで(無くなり次第終了)。
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