2022年2月3日(木)付

スキー・モーグルきょう予選 北京五輪 杉本選手らに声援 大北地域から松田選手・原選手も登場

 北京五輪フリースタイルスキー・モーグル競技予選初日の3日、大北地域関連では、大町市の仁科台中学校出身・杉本幸祐選手(27)=デイリーはやしや所属、白馬村の白馬高校出身・松田颯選手(22)=しまだ病院所属、同村の日本スキー場開発所属・原大智選手(24)が登場する。男子は開幕前日から競技が始まり、5日に予選2回目と決勝が行われる。白馬村では、新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置を受け、多くが集まるパブリックビューイングに代わり、オンラインで応援する場を設けるなどして、選手に声援を送る。(写真は杉本選手)
 杉本選手の中学時代の同級生で大町市職員の山下峻矢さんは、バドミントンの奥原希望選手(26)=太陽ホールディングス=とも中学の同級生。「大町からメダリストが2人誕生すれば喜ばしい。テレビ中継を見てスギ(杉本選手)を応援しようと思う。メダルを取ってほしい」とエールを送る。
天然リンクに市民戻る 大町市 2スケート場 滑走再開

 新型コロナウイルス感染拡大による警戒レベル引き上げに伴い、休止していた大町市の西公園と常盤のスケートリンクが1日から再開し、滑走が可能となった。1日夜は再開を待ち望んだ多くの市民らが訪れ、久しぶりの氷の感触を楽しんだ。
 スケート愛好家や親子連れなどでにぎわいを見せた。訪れた親子らは「公共施設がまだ利用できないのでスケート場だけでも再開されてうれしい。たっぷり楽しんで運動不足を解消したい」と笑顔を見せていた。
配信準備万端みんなで応援 白馬 今夜から五輪オンライン観戦

 白馬村と村スキークラブが3日夜から行う、北京冬季五輪の白馬ゆかりの選手が出場する競技のオンライン観戦イベント実施に向けて、ウイング21の会場では特設スタジオを設置するなど準備が進んでいる。多彩なゲストを招く催しに、観戦に合わせて自宅などからの接続を呼び掛けている。
 新型コロナの影響で会場でのパブリックビューイングが難しい中でも、オンラインという形で白馬を代表する選手にエールを送る企画。総合司会を務めるのは村内の各種イベントや大会でMCとして活躍する丸山俊郎さん。自身も各選手と親しい間柄で、トークも弾みそうだ。
 各競技のゲストには、選手の関係者や各競技の専門家、プロアスリートなどを招く予定で調整中。
2期ぶり選挙戦の可能性も 松川村議選 現職進退固まり新人複数

 任期満了に伴う松川村議会議員選挙(3月15日告示、20日投開票)が迫る中、現職議員の進退がほぼ明らかになった。これまでに4氏が出馬を表明、3氏が出馬の意向または前向きに進めている。新人は1氏が出馬表明済みで、他複数人が出馬へ向けた準備を進めている。検討中としている現職や今後の新人の動向次第では定数12を上回り、2期ぶりとなる選挙戦の可能性も見えてきた。
 前回選挙では告示前3週間を切るまで定員割れの状態で、結果無投票となった。今後新人の動きも活発になると予想され、2期ぶりの選挙戦になるかが注目される。
人気返礼品 お店でどうぞ 池田ハーブセンター ふるさと納税 追い風期待

 池田町産のワインや日本酒を主力としたふるさと納税が好調だが、観光客の減少や地元消費の落ち込みなどで、販売店は依然苦戦している。返礼品の酒類を取り扱う町ハーブセンターでも、コロナ禍で販売量が激減。ただふるさと納税が好調なだけに「コロナが収束した後、ふるさと納税をした人が町に訪れ、リピーターとしてワインや日本酒を買ってもらえれば」と期待を寄せている。
 まん延防止等重点措置でさらに観光客の減少が予想される中、販売店や飲食店、生産者の苦境は続く。好調なふるさと納税が今後の追い風になっていくのか。期待は大きい。
畑仕事で収穫の喜び体験 大町市 たかね市民農園利用者募集

 コロナ禍の外出自粛などにより、家庭菜園や市民農園での畑仕事に人気が高まっている。大町市は農業者以外の人などに、趣味や余暇活動の一つとして土に親しみ、作物を育てる農業の楽しみを体験してもらおうと、市民ならだれでも利用できる農地の貸し出しを行っている。本年度も春から利用できる高根町の「たかね市民農園(北側)」の利用者の希望の受け付けを開始した。
 たかね市民農園は、市役所から西に800b、観音橋手前にある。募集しているのは1区画40〜50平方bの計8区画。
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