2022年2月20日(日)付

地域の風景 魅力1枚に 八坂中生徒会 地区活性化へフォトコン主催

 大町市の八坂中学校生徒会は本年度、八坂地区の活性化のため、生徒会主催による「わたしの八坂フォトコンテスト」を実施した。地区内全戸配布で参加を募った結果、地域住民から約80点の応募作品が寄せられた。昨年末に最終審査が行われ、入賞者が決定した。最優秀賞に吉原由紀さんの「これから始まる棚田の季節」が選ばれた。
 今後は応募された作品すべてを収めたアルバムを作り、地域住民の全戸と、公共施設に配布する予定。(写真は最優秀賞・吉原由紀さんの作品)
八方火祭り 花火で祝福 北京五輪 渡部兄弟メダル獲得 白馬村 懸垂幕近くお披露目

 北京冬季五輪でノルディック複合に出場した白馬村出身の渡部暁斗選手(33)の個人ラージヒル・団体の銅、渡部善斗選手(30)の団体銅メダル獲得を受けて、地元では喜びと祝いの言葉が交わされている。競技シーズン終了後の凱旋に向けて、祝福の機運が高まっている。
 白馬村の八方尾根観光協会では、18日夜に八方尾根スキー場名木山ゲレンデで行われた「第52回白馬八方尾根火祭り」で、北京でのメダルセレモニーと同時刻に上がる花火をメダル獲得のお祝いと位置付け、2人の父親の渡部修さん(66)が電話でカウントダウンを行った。
 村では、メダル獲得を祝う懸垂幕を掲示予定で、近くお披露目となる。
卒業祝い咲く″の木 信濃大町駅に今年もメッセージ

 大町市のJR信濃大町駅に、卒業する学生へのお祝いメッセージが咲く″の木が登場した。毎年恒例だが、今年はコロナ禍の分散登校などもあり、例年より早く設置した。訪れた人が誰でもメッセージを寄せることができ、すでに「卒業おめでとう」と祝う言葉が集まっている。
 希望者は木の下に置かれたカードにメッセージを書き、ボックスに入れると後日張り出される。
まちなか活性へ地域人#ュ掘 大町で3月13日 「100人衆会議」WS参加募集

 大町市は、まちなかを元気にするため、3月13日午後2時から、大町商工会館大会議室でまちの可能性を考えるワークショップ(WS)「信濃大町100人衆会議」を開く。1日まで、一般参加者を募集している。
 信濃大町100人衆の取り組みでは、会議を開催しながら中心市街地周辺にたくさんいる地域の担い手地域人≠掘り起こし、官民連携で市の将来像とまちづくりの基本目標を、ともに描いて未来ビジョンの策定を進めている。
国際学院 情報技術学科を休講 池田 コロナで留学生募集困難

 池田町の専門学校「日本アルプス国際学院」は、新型コロナウイルスの影響で外国人留学生の募集が難しいとして、令和4年度と5年度の情報技術学科の生徒募集を休止し、学科を休講する。2年生23人は卒業し、1年生11人は本人の意向を踏まえ、学院がサポートしつつ他校への転校や就職などする予定。4月からは、地域住民向けの講座を拡充する。
桜並木に霧氷≠フ花 「雨水」大北は寒さ続く

 19日は二十四節気のひとつ「雨水」。雪や氷が解け始め、春の気配を感じ始める頃とされるが、大北地域では厳しい寒さが続いている。桜の便りはまだ先だが、白馬村神城の桜並木では、大気中の水蒸気が木に付着して白い花を咲かせたように凍結する「霧氷」が見られた。「木花」とも呼ばれ、枝にびっしりと付いた氷の花びらが白く輝いていた。
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