2022年3月5日(土)付

巣立ち コロナ禍経験糧に 大町岳陽高 未来へ決意 卒業式

 大町市の岳陽高校は4日、令和3年度の卒業証書授与式を大町市文化会館で開いた。3年間の学校生活のうち2年にわたりコロナ禍で過ごした卒業生たち。制限された生活の中で困難に立ち向かった経験を糧に、新たな未来に向けて進む強い決意で慣れ親しんだ学びやを巣立った。
裏山スキー場維持にCF 白馬南小PTA 返礼品は児童が企画

 白馬村の白馬南小学校PTA(柏原周平会長)は、裏山スキー場の維持や教室の断熱化の費用を募るクラウドファンディング(CF)に取り組んでいる。児童の企画した返礼品と白馬らしい同校独自の活動が注目され、開始からわずか2日間で目標金額の20万円を達成。今後はさらなる断熱化の充実を目指し、支援を募るラストスパートをかけている。
減塩食品と販売店紹介 池田町 保健補導員でデザイナーの長谷尾さん 経験生かしチラシ制作

 池田町が推進する「減塩」に取り組む参考にしてもらおうと、町の保健補導員でグラフィックデザイナーの長谷尾竹有己たけゆきさん(81)=吾妻町=が、減塩食品を販売している小売店と商品をまとめたチラシを制作した。裏面には、検診の数値から血管の状態を予測するチャートを掲載。町役場などに掲示しており、長谷尾さんは「見て減塩に取り組んでほしい」と話している。
強い中小企業の作り方学ぶ 松川村商工会女性部 セミナーオンライン参加

 県商工会青年部・女性部連合会が主催するオンラインセミナー「逆境に負けない強い中小企業の作り方」が3日にあり、大北地域の各商工会が参加した。松川村商工会では、女性部ら6人が参加。コロナ禍の時代に負けない中小企業の作り方について学んだ。
大町産米や水 PR加速 市農産物等輸出協議会 海外販路拡大へ情報発信

 生産者や行政、輸出事業者が連携して海外輸出に取り組む大町市農産物等輸出協議会は、輸出促進につなげる海外でのPR活動を展開する。新年度一般会計予算案に、生産者やバイヤーによる現地でのPR活動費用など769万円を計上。さらなる海外での「大町市」のアピールを進める。
障がい者にアウトドア車いす=@白馬の団体が製作 スキーや自然楽しんで

 障がい者が健常者とともにアウトドアを楽しめる環境づくりに取り組む「白馬ユニバーサルフィールド実行委員会」(加々美昌明代表)が製作するアウトドア用車いす「マウンテンスター」が完成した。3日と4日に加々美さんによるチェアスキー(座位で滑走するスキー)のガイドツアーがあり、脳性まひがある奥村太海さん(22)が初めて乗車。家族が押し、その使いやすさを体験した。
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