2022年3月15日(火)付

心込め後輩から感謝 大町第一中学校 オンライン「3年生を送る会」

 卒業式を間近に控えた大町市の大町第一中学校で11日、「3年生を送る会」が開かれた。コロナ禍のため、全校生徒が直接顔を合わせることができず、オンラインで実施。これまで学校の中心として頑張ってきた3年生に、1・2年生が心からの感謝を込めたメッセージを送り、思い出を深めた。
 会では1・2年生から卒業を祝う心のこもったメッセージ動画が次々に披露された。3年生からも感謝と激励の言葉が贈られ、送る側にも送られる側にも思い出深い時間を共有した。
つなぐ棚田遺産に認定 白馬「青鬼の棚田」「小谷村棚田群」 百選から20年 取り組み再び評価

 農林水産省が全国の優れた棚田を認定する「つなぐ棚田遺産〜ふるさとの誇りを未来へ〜」に、白馬村の「青鬼の棚田」および小谷村の「小谷村棚田群」が選定された。平成11年の「棚田百選」から20年以上を経て再び、守り育てていく棚田の取り組みを評価。人と自然がつくり出す棚田を未来につなごうと認定した中に選ばれた。(写真は小谷村棚田群)
「ウマ娘」広がる仲間の輪 岩岳 「痛板」ゲレンデジャック

 アニメやゲームなどのキャラクター文化の愛好者でスキーやスノーボードを楽しむ日本痛板協会(JIBA)主催の「ゲレンデジャック(GJ)12・5」が12日と13日、白馬村の岩岳スノーフィールドで開かれた。初日は県内外から集った愛好者約130人が、大好きな「推しキャラ」への愛情を表現しつつ、3月でも豊かな雪を楽しみながら交流した。
 参加者はスキーやスノーボードをキャラクターの絵で飾る痛板やキャラクターのコスプレなど、思い思いのスタイルでスノースポーツを楽しんだ。
社口原地区 営農継続が困難 池田 企業進出で体験施設建設も 

 池田町会染の社口原地区で行われている営農が、生産者の高齢化や鳥獣被害の増加などにより、継続が困難となっている。営農計画は町が作成するが今後の方針は未定。一方で、民間企業と地権者、生産者らで農業法人を組織し、町内に宿泊施設を建て、同地区を中心に農業体験などができる施設をつくる計画も浮上している。
 同地区は県の事業で開発され、滝沢営農組合が耕作とほ場の管理を行っているが、組合は今年2月に「営農の継続が困難である」と甕聖章町長らに相談していた。
きょう告示 13人立候補へ 松川村議選 コロナ禍 新しい選挙戦模索

 任期満了に伴う松川村議会議員選挙(定数12、20日投開票)は15日に告示される。現職8人、新人5人の計13人が立候補する予定で、定数を1上回る少数激戦の選挙戦が確実となる。
 立候補予定者は男性11人、女性2人。政党別では共産党が1人で、他は無所属。平均年齢は66歳。10日に行われた立候補届出等の事前審査にはこれまでに出馬を表明している13派が出席しており、新たな候補者はいないとみられる。
映像でふれあい思い届ける 大町北小3年生 高齢者施設にメッセージ

 コロナ禍により、小学校の総合的な学習で行っている福祉の心を育む高齢者施設への訪問交流が難しくなっている。大町市の大町北小学校では、3年生がビデオメッセージで地域のお年寄りに自分たちの思いを届ける活動を展開している。9日は市デイサービスセンターこすもすの利用者が、子どもたちから贈られたビデオメッセージを鑑賞した。
 昨年12月には、クリスマスプレゼントとビデオメッセージを届け、お年寄りとの交流が始まった。プレゼントを受け取ったお年寄りたちがお礼の手紙を書いて、そのお礼が今回のビデオメッセージとなった。
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