2022年6月2日(木)付

3年ぶりステージへリハ 大町 初夏恒例「雪形まつり」4日

 大町市の初夏の恒例イベント「北アルプス雪形まつり」(実行委員会主催、横澤厚信委員長)は今年、21回目を迎える。コロナの影響で控えてきたメインの「雪形ステージ」は3年ぶりで、「塩の道をたずねて」をテーマに4日午後1時半から市文化会館で開催。入場無料。申し込み不要で誰でも参加できる。
 実行委事務局の市生涯学習課やもんぺの会などはリハーサルを重ねており、「新型コロナ感染防止対策を徹底して開催する。多くの市民に足を運んでもらいたい」と呼び掛けている。
18歳の選挙 模擬投票で学ぶ 村・県の選管 白馬高3年生に出前講座

 白馬村選挙管理委員会(中西滋委員長)と県選挙管理委員会北アルプス地方書記は1日、白馬高校生を対象にした主権者教育の選挙出前授業を村役場で開いた。18歳を迎え選挙権を手にする世代の3年生48人が、情報社会における主権者としての判断の仕方と社会をつくる選挙の仕組みについて学んだ。
 模擬選挙では、信州大学生が制作した未来の知事選を模した選挙公報や政見放送の動画を見て、3人の候補者の中から1人を選び、実際の投票行動と同じ流れで投票箱に記入した。体験を終えた生徒は「初めてで貴重な体験。18になったら積極的に投票に行きたい。コロナ禍でうその情報などを目にすることもあった。正しい情報を見極めて、行動につなげていきたい」と感想を話した。
塩の道巡りQRコード集め 小谷村観光連盟とJAF 11月まで デジタル版スタンプラリー

 小谷村観光連盟とJAF(一般社団法人日本自動車連盟)長野支部は5月から11月23日まで、村内の塩の道沿いを巡るデジタルスタンプラリー「信州小谷千国街道塩の道ウォークスタンプラリー」を実施している。塩の道「千国越えコース」付近の各施設等9カ所に備え付けられたQRコードをスマホで読み込み、昔ながらの道を歩きながら集めることで特産品詰め合わせのプレゼントに応募できる。
 初日となった5月3日は塩の道祭りと同日だったこともあり、359人が参加。うち81人が9カ所すべてを巡った。
美術館縮小「賛成できない」 運営協町教委 池田町長に提言 改善策も

 池田町の北アルプス展望美術館(町立美術館)の来年度以降の運営を巡り、美術関係者や有識者、町議会議員などでつくる美術館運営協議会(常磐井智美会長)は1日、美術館の規模を縮小するとした行財政改革推進委員会の答申に対し「賛成できない」とする提言書を甕聖章町長に提出した。規模縮小による経費削減効果は薄く、入館者数減少につながるなど現実性がないとまとめた。
 美術館は現在、指定管理者が運営し、町負担の経費は指定管理料と電気料を合わせ年間約3000万円。本年度末で指定管理期間が満了するが、行革委は来年度から規模を縮小し町直営にするよう求めていた。
高瀬川花火 3年連続中止 池田・松川 ふるさと祭りは未定

 池田町と松川村の夏の夜空を彩る高瀬川納涼大花火大会について、実行委員会は5月31日、事務局会議を開き、新型コロナウイルスの影響により3年連続での中止を決めた。収束が見込めず、コロナの影響を受けた協賛企業などの負担が大きいとして、開催は困難と判断した。
 一方、両町村で毎年夏に開かれる「ふるさと祭り」は、現時点で実施の可否が決まっていない。いずれも昨年まで2年連続でイベントを中止しており、感染対策をした上での実施を検討しているが、集客と対策の両立に意見が分かれるなど難しい対応が続いている。
そば切り音頭≠ナ詐欺啓発 大町署 ケーブルテレビが発案・撮影

 大町警察署でこのほど、大町市ケーブルテレビによる「信州そば切り音頭〜骨コツ南部包括バージョン〜」の撮影が行われた。丸山政文署長らが特殊詐欺啓発の登り旗を持った県警マスコット「ライポくん」「ライピィちゃん」などとにぎやかに踊った。番組は6月中旬ごろからの放映を予定している。
 ケーブルテレビの発案で「絆つながり編」として撮影した。市のシニアクラブ連合会や消防署、地域の小学生や大北歯科医師会、薬剤師会など、普段お世話になっている地域の人や、はつらつと活動する人らに撮影協力を願って企画した。ゴールデンウイーク明けごろから各地で撮影が始まっている。
トップページ 6月の一覧 ●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C) 2007-2022 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.