2022年6月11日(土)付

子供流鏑馬3年ぶり開催 大町の王子祭り 規模は縮小 辞退意向も

 大町市の若一王子神社の例祭奉祝祭「若一王子祭り」の子供流鏑馬(やぶさめ)を巡り、行事を取り仕切る10町の氏子関係者による流鏑馬町総代会は9日夜、規模を縮小して開催する方針を決めた。子供流鏑馬の開催は3年ぶり。参加が可能な町のみで実施するとし、5町(仁科、下仲、大黒、白塩、北原)が参加、3町(上仲、六九、南原)が辞退の意向を示し、2町(九日、三日)が保留とした。
湖面に鮮やかスイレン 大町の木崎湖

 大町市平の木崎湖畔南で、スイレンの花が咲き始めている。梅雨の晴れ間には、鮮やかなピンクとかれんな白い花が陽に照らされ湖面に映えている。
 湖畔の風情と水の清らかさ、スイレンの花の美しさで、撮影スポットとしても人気。入れ替わり立ち代わりカメラを携えた人が立ち寄っている。
「大糸線振興会議」立ち上げ 小谷村 全村挙げ利用促進を

 小谷村は、JR大糸線南小谷駅以北の持続可能な路線づくりを模索する村独自の組織「大糸線振興会議」を立ち上げる。村民や教育、観光、鉄道関係者などで構成し、「村民利用」「イベント利用」「観光利用」の面から、全村挙げて利用促進に取り組む。
 中村義明村長が10日、村議会全員協議会で概要を明らかにした。今月中の発足を目指し、委員は住民や教育、観光、鉄道、村議会、商工会などを予定。事務局は村観光地域振興課に置く。
 中村村長は「村民に現状を認識してもらい村が一丸となることが必要。村民には丁寧に説明、強く訴えかけ、村として大糸線を盛り上げたい」と話した。
消防技術の訓練成果披露 白馬 3年ぶりポンプ操法大会

 白馬村消防団(武田望団長)は5日、消防ポンプ操法大会を村内の松川へリポートで開いた。コロナ禍の影響で3年ぶりの開催となり、団員たちが熱気がこもった競技を繰り広げ、訓練の成果を披露した。
 出場選手は仲間や住民が見守る中、チームワークを発揮し、きびきびとした動きでホースを延長。火点を模した的に向かって放水し、来場者から大きな拍手を受けていた。
高瀬川の希少動植物観察 池田 土曜ふるさとクラブ始まる

 池田町の小・中学生を対象とした「土曜ふるさとクラブ」の本年度の活動が始まっている。町をフィールドに、学校間や異年齢で交わり、地域の人と触れ合いながら、地域への愛着や主体性などを育む場づくりを目指す。
 本年度から新設された「高瀬川クラブ」の第1回の活動が5日、高瀬大橋南の河川敷で行われた。地域の希少な動植物について観察した。11組の親子35人が参加し、散策を楽しんだ
ちひろが愛した松川巡る 3年ぶり パノラマウォークに30人

 松川村観光協会は5日、春の村内を巡るウォーキングイベント「北アルプスパノラマウォーク」を開いた。県内から参加した約30人が、村ゆかりの絵本画家・いわさきちひろ(1918〜74年)が風景を描いたスケッチポイントをたどり、松川の魅力を体感した。
 参加者は雄大な山々や田園風景などを楽しみながら散策。村エコツアーガイド倶楽部の会員の案内で、有明山の由来にまつわる天岩戸(あまのいわと)伝説などに耳を傾けていた。
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