2022年6月18日(土)付

「アジアフ」支援 対面依頼 大町岳陽高 周辺民家にビラ配る

 大町市の大町岳陽高校は15日、同校が取り組む「アジア・アフリカ難民支援運動」(通称アジアフ)で、アフリカのマリ共和国に送る支援物資の提供を呼び掛けるビラを、学校周辺の民家に配った。
 コロナ禍で物資回収が難しくなり、一昨年はビラ配りを中止、昨年も感染防止のため声掛けをしてポストに投函する方法を取った。本年度は3年ぶりに住民と対面して手渡すことができた。
立候補予定者説明会に3派 白馬村長選 意向表明の2派と模索1派

 任期満了(8月6日)に伴う白馬村長選挙(7月7日告示、10日投開票)の立候補予定者説明会が17日、村保健福祉ふれあいセンターで開かれ、立候補を予定する2派と、新たな候補擁立を模索する1派の計3派が訪れた。
 これまで出馬の意向を表明した、新人で元村議会議員の篠ア久美子氏(62)=無所属、神城三日市場=、新人でしろうま荘支配人の丸山俊郎氏(47)=無所属、北城八方=の両派から支持者が出席。さらに立候補予定者を無記名とする1人が出席した。
 無記名の出席者はこれまで行政関係者を擁立しようと模索していた有志の関係者。関係者によると、以前打診していた村幹部には固辞され断念したが、別の候補者を模索しているという。
「震災とコロナ忘れられぬ」 白馬村議会閉会 村長最後のあいさつ

 白馬村の下川正剛村長は17日、任期中最後の村議会となる6月定例会の最終日を迎え、閉会あいさつで2期8年間を振り返った。「公約実現に向けた項目の積み重ねで着実に歩みを続けられ、次なる飛躍に向けて道筋をつけられた。村民のご支援、関係する皆さまのご尽力のたまもの」と任期中の支えに感謝した。
 任期中を「就任3カ月で神城断層地震が発生し昼夜を問わず被災者支援や復興に取り組んだこと、2期目には世界を震撼させる新型コロナに伴う経済打撃や感染拡大の対応に頭を悩ませた日々。2つの難題との対峙は将来忘れられない」と振り返った。
移住専用HP今秋開設 松川村 関係人口増加へ魅力PR

 移住定住促進に取り組む松川村は、村の魅力や移住施策などの情報をより分かりやすく発信するため、移住定住や関係人口(村外から地域や地域住民と関わりを持つ人口)創出に特化した専用ホームページ(HP)を開設する。今秋を目途に運用開始する予定。移住者の6〜7割が40代以下の若い世代ということもあり、見やすく検索しやすい専用HPで人口増加を図る。
 現在、村の移住定住関連情報は村HPに掲載している。他の行政情報と同様の仕様で見にくさがあったことから、写真や動画を交え、より訴求力を高めた専用HPとして創設。大北地域の町村では初めてとなる。
段ボールで生ごみ分解 池田みのり塾 コンポスト作り学ぶ

 新池田学問所総合学習講座(池田町公民館・町社会福祉協議会共催)「いきいき元気!みのり塾」の第3回「今日からできるSDGs〜食品ロスとゴミ問題〜」が9日、町交流センターかえでで開かれた。生活協同組合コープながのの組合員を講師に、SDGsの観点から、生ごみを分解する段ボール堆肥の作り方を学んだ。
 組合員の協力で、コンポストの作り方や使い方を学んだ。段ボールを組み立て、堆肥の原料となる腐葉土と米ぬかを各自持ち帰った。
松糸道 住民の7割が「賛成」 大町市議の有志 アンケート県に提出

 地域高規格道路「松本糸魚川連絡道路」の建設を巡り、大町市議会の議員有志3人が16日、住民に計画の賛否を問うたアンケート結果を工事の事業主体である県に提出した。7割が賛成の意向を示しているとして、早期建設を求めた。
 アンケートは創生みらいの傳刀健議員と降旗達也議員、政友クラブの一本木秀章議員の3人が9〜11日の3日間、市内7カ所で実施し、住民660人から回答を得た。
 傳刀議員と降旗議員は県大町合同庁舎を訪れ、大町建設事務所の塩野入宗義所長にアンケート結果を手渡した。
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