2022年6月27日(月)付

牛越氏が5選 鈴木氏に大差 投票率51・52%過去最低

 任期満了に伴う大町市長選挙は26日、投開票され、現職の牛越徹氏(71)=無所属、常盤泉=が、新人の鈴木良三氏(66)=東京都世田谷区=を大差で破り5選を果たした。投票率は51・52%と過去最低で、平成30年の前回59・33%から7・81ポイント下がり、市政に対する関心に課題を残す結果となった。
 5選を果たした牛越氏は、JA大北会館アプロードで行われた選挙結果確認会で「大勢の皆さんから温かい声援をもらい当選させていただいた」と感謝し「初心に返っての挑戦。市民が安心安全に暮らせるよう、持続可能なまちづくりに力を尽くす」と5期目の抱負を語った。
黒部ダム 豪快な水しぶき 観光放水始まる

 高さ日本一(186b)のダム堰堤から、毎秒10d以上の水が豪快に吹き出し、天候に恵まれれば虹が現れる。
 大町市と富山県を結ぶ「立山黒部アルペンルート」の黒部ダムで26日、今季の観光放水が始まった。北アルプスを背景に、総貯水量約2億立法bを誇る巨大なダムから、霧状の水が勢いよく放出される光景は、グリーン季アルペンルートのクライマックス。
 観光放水初日の26日は多くの観光客が訪れた。午前10時ごろ、梅雨空の雲間から陽光が差し、虹が見えると「わぁ」と声が上がる。富山市から家族3人で訪れた50代の女性は「初めて来て、虹が見られてうれしい」と声を弾ませて話した。
5市町村 消防技術競う 大北地区 ポンプ操法・ラッパ吹奏大会

 大北地区消防ポンプ操法大会・ラッパ吹奏大会(大北消防協会主催)が26日、大町市文化会館駐車場で開かれた。コロナ禍の影響で3年ぶりの開催となり、5市町村の代表チームが県大会出場を目指して、訓練で培った消防技術を披露した。
 ポンプ車操法と小型ポンプ操法、ラッパ吹奏の各部門に計約150人が出場し、松本市で7月10日に開催される県大会に向けて、チームワークや規律などを競った。
犯罪・非行の防止へ研修 池田・松川7月2日 社会を明るくする運動

 犯罪・非行の防止や更生保護について正しい理解を深める「第72回社会を明るくする運動」の松川村・池田町地区研修会(両町村、両町村保護司会、村教育委員会主催)が7月2日、松川村のすずの音ホールで開かれる。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となる。講演会や、劇団すずの音による劇と同運動作文コンテスト作品の朗読が行われる。
 研修会を前に、大北地区保護司会の夏目俊洋会長らが6月21日、池田町役場を訪れ、甕聖章町長に同運動の内閣総理大臣メッセージを伝達し、運動の推進を求めた。
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