2023年9月3日(日)付

●4年ぶり三蔵呑み歩き  大町市内酒蔵3社 日本酒ファン集い盛況

 大町市内の酒蔵3社(三蔵)は2日午後1時、日本酒の酒樽を木槌で開く鏡開きを行って「信濃大町三蔵呑のみ歩き」が威勢よく開幕した。コロナ禍による中断を経て4年ぶりとなる開催に、日本酒ファンをはじめ県内外から多くの参加者が集まった。
 実施は通算13回目、名称は「北アルプス三蔵呑み歩き」から「信濃大町三蔵呑み歩き」に変更された。今年は三蔵の各会場にキッチンカーが出店、グルメを楽しむ家族連れの姿も多く、にぎやかに笑顔の輪が広がった。
●白馬駅前催しでにぎわい 無電柱化理解へストリートフェス

 白馬村のJR白馬駅前で2日、一帯を歩行者天国にしてさまざまなイベントを催す「ストリートフェス」が開かれた。駅前で行われている県の無電柱化事業に理解を深めてもらおうと白馬駅前振興会が主催し、事業のPRロゴマークを使ったスタンプラリーや、89・8(ハクバ)メートルの「流し蕎麦」を実施。通りは地域住民や観光客らでにぎわった。
●子ども健全育成に寄付 松川の平林工業 長銀私募債で村に

 松川村鼠穴の総合建設業・平林工業は8月28日、地域の子どもたちの健全育成のため寄付金を村に贈った。長野銀行の「ながぎん地域応援・SDGs私募債」を活用し、20万円を寄付。松川小学校で使用する電子ピアノや顕微鏡など、教育の振興に充てられる。
 平林明人村長は「子どもたちのための寄付をありがとうございます。今後も地域のために協力をお願いします」とお礼を述べた。

●新鮮商品ずらり初感謝市=@池田町ハーブセンター 生産者と客 触れ合う

 池田町ハーブセンター店頭で8月26日、初の「第1回ハーブセンターお客様感謝市」が開かれた。生産者や納入業者が日頃の感謝を込め、地元の旬の野菜や新鮮な果実を提供。訪れた地元客や観光客らと触れ合った。
 コロナ禍で中断していたさまざまな催しを再開してほしいという声に応えて開催した。
●「刺し子」の緻密な仕事並ぶ みとろカフェギャラリー大町の会作品展12日まで

 大町市平西原の「ばいはるちゃにみとろカフェギャラリー」で12日まで、「大町刺し子の会」(講師=倉科文恵さん、会員8人)による作品展が開催されている。講師と4人の受講生による作品約50点を展示している。
 同会は毎週木曜日午前10時〜正午に大町公民館分室で活動。会員を随時募集中。
●地域活性へ方策学ぶ 「WAmazing」加藤史子さん講師 3市商議所女性会 大町でセミナー

 大町・松本・塩尻3市の商工会議所女性会は8月29日、広域セミナーを大町市平大町温泉郷の黒部ビューホテルで開いた。会員や一般住民約70人が参加し、外国人観光客向けオンライン旅行予約のプラットフォームを運営する「WAmazing( ワメイジング)」(東京都) C EO・加藤史子さんを講師に、インバウンドを地域の活性化につなぐ方策などを学んだ。
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