2025年2月12日(水)付

「ビタちくカレー」で能登応援 大町 西小児童 あめ市で完売

 大町市の大町西小学校4年生は11日、「大町あめ市」に合わせて、スギヨ(本社=石川県七尾市)と共同開発した「ビタミンちくわ」を使ったレトルトカレーやおでんを販売した。日持ちするレトルトカレーで持続的な能登半島復興支援につなげようと企画。短時間で完売する人気ぶりで、児童たちは多方面の協力と応援の輪の広がりに感謝した。
 販売には長蛇の列ができた。来場者は児童に「能登を思う気持ちが素晴らしい」などと話し掛けながら次々と買い求めた。募金活動も行い、心温まる善意が寄せられた。売上金は全額能登半島被災地への支援に充てる。
全国の弁当 宿泊施設にお届け 白馬 冬期の飲食店不足解消へ

 白馬エリアにおける冬期の飲食店不足解消の取り組みとして、白馬村の八方尾根開発と、広告代理店のシナテックアローズ(東京都)がこのほど、全国の弁当を配達する「HAKUBA DINNAR PLATE」を開始した。前日の正午までにウェブサイトで注文すると各業者が冷凍した弁当を発送し、翌日に購入者が泊っている施設などに配送業者が届ける仕組み。
 村内では宿泊施設のベッド数に対する飲食店不足がかねてから懸案となっていた。長期滞在している訪日外国人客らの満足度向上の取り組みが必要として、施設内でおいしい食事ができる弁当に着目した。
高校生「お金」の基礎知識学ぶ 大北労働者福祉協議会 卒業前 池工3年生に授業

 大北地区労働者福祉協議会(中辻正幸会長)は6日、高校生のための「お金の授業」を池田町の池田工業高校で開いた。就職や進学を控える3年生に、経済的に自立し生活するために必要なお金に関する知識や判断力を教えた。
 県労働金庫大町支店のマネーライフ・アドバイザーを担当する柳原孝志さんが講師を務めた。卒業後に進学・就職などで親元を離れる学生にお金の知識を意識づけようと開催。4日には白馬村の白馬高校でも家庭科の授業で実施した。
育てた大豆で豆腐「甘い」 池田会染小2年生が学習

 池田町の会染小学校2年生24人は6日、生活科の時間に、豆腐作りを行った。伝統食の普及・伝承に努める「農村いきいきネットワーク池田」の会員らの手ほどきで、豆腐ができるまでの工程を学んだ。
 農家の協力を得ながら、子どもたちが種まきから選別まで関わった約2`の大豆を使い、6丁の豆腐を作った。
 子どもたちは班ごとに作業を進め、手順を追って豆腐へと変化していくさまを興味津々に観察した。おからや豆乳を味見した子どもたちは、「おいしい」「甘い」などと驚きの表情を見せていた。
読み聞かせ みんなで楽しむ 大町 「つくしの会」がほっとスペース

 大町市総合福祉センター1階エントランスで8日、「みんなの居場所 ほっとスペース」が開かれた。市内の「つくしの会」(平林みえ代表)が月に2回、第2・4土曜日に実施している。この日は絵本の読み聞かせなども行い、参加者はゆったりとした時間を過ごしていた。
 この日は、ボードゲームなどでみんなで遊んだあと、市内の小学校でボランティアとして読み聞かせを行っている平林代表が、居合わせた人たちに2冊の絵本を読み聞かせた。感動的な大人も楽しめる内容の絵本で、みんなで共にひとつの物語を楽しむひと時を過ごしていた。
顔の見える℃s役所に 大町 総合窓口レイアウト変更へ

 大町市役所総合窓口を担う総務部情報交通課広聴広報係は、顔の見える開かれた庁舎・窓口を目指し、同係事務室のレイアウト変更を計画している。同係には3人の職員が所属している。これまでは、パーテーションで仕切るなど1階市民ホールに面する総合窓口を担当する職員の顔しか見えなかったが、3人の顔が見える配置に変える計画だ。
 現在は、総合窓口担当職員の背後にパーテーションを配し、事務室内が見えない状況にある。パーテーションを取り除くことなどを計画している。
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