2025年5月20日(火)付

中学部活「地域クラブ」へ 大町市教委協議会設立  指導者確保や育成方針

 少子化による生徒数の減少や教員の働き方改革が課題となる中、大町市教育委員会は中学校の部活動を住民団体などと運営する「地域展開」(地域移行)に向け、新たな協議会を立ち上げた。子どもたちがスポーツや文化活動に継続的に親しめる環境づくりとして、部活動の「地域クラブ」への移行を目指す。7〜8月にモデルクラブを募集し、指導者の確保や育成に取り組む方針だ。
春 野火つけ 草原焦がす 小谷の「文化財の森」 雨中ショクの茅場 

 小谷村内の各茅かや場で4月下旬から5月中旬にかけ、春の「野火つけ」が行われた。昨年文化庁の「ふるさと文化財の森」に設定された「雨中ショクの茅場」では今月18日に作業を実施。前日に降った雨の影響で燃え広がりにくいところもあったが、枯れ草に続々と火がつけられ、白い煙が辺りに立ち込め黒く草原を焦がしていった。
社会捉える新思考学ぶ 白馬HISの草本朋子さん MIT講師ピーターさん招きWS

 白馬村の白馬岩岳マウンテンリゾートで10日と11日、米マサチューセッツ工科大学(MIT)上級講師のピーター・センゲさんを招いたワークショップ(WS)が開かれた。教育者や社会起業家を対象としたWSで、ピーターさんが共同創設者として推進するコンパッショネイト・システムズ(複雑な世の中に根差した、あり方と関係性の転換を促す教育界の新たなムーブメント)について対話を交えながら考えを深めた。
民話の舞台を巡り北ア堪能 池田 展望ウオークに102人

 北アルプスの展望と田園風景を堪能する池田町の「北アルプス展望ウオーク」(実行委員会主催)が18日、晴天のもと開かれた。コーステーマは「池田町の民話」で、各地に残る民話の舞台を巡り歩きつつ、残雪の山々や新緑が深まる眺望を堪能した。
雄大なスイスと安曇野の絶景 池田かえで 横川さん写真展

 池田町に生まれ育ち、写真やカメラと切り離せない半生を送ってきた横川洋輔さん(83)=池田東町=の写真展「スイス・アルプスと安曇野の絶景」が26日まで、同町交流センターかえでのギャラリーで開かれている。これまでに撮りためた雄大なスイスと安曇野の風景写真約40点を一堂に展示する。
音楽やマーケットなど融合 大町文化公園で「IDETABI」

 大町市の大町文化公園で17日、音楽やアート、マーケットなどが融合するイベント「IDETABI―出旅―」が開かれた。20代の若者たちが主催する野外フェスイベントで、今年で2回目の開催。午前中はあいにくの雨模様となったが午後には日が差し始め、会場には県内外から大勢の観客が来場。心地よい音楽とともに楽しいひと時を過ごしていた。
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