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2025年5月27日(火)付 |
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地元日展作家の工芸一堂 大町の「木匠 安曇野」 5人が初の合同展 26日から
大町市内の日展入選工芸作家5人は26日から、初めての合同展「おおまち日展工芸作家展」を同市大町大黒町の「木匠 安曇野」で開いている。2024第11回日展出品作をはじめ、中央で活躍する地元の作家の作品を間近に見ることができる。7月27日まで、入場無料。
出品作家は、木彫の日展特別会員・橋貞夫さん(85)=大町大黒町、木彫の日展会友・海川盛利さん(63)=平借馬、陶芸の日展会友・相澤正樹さん(63)=八日町、木彫の千國由美さん(57)=平西原、陶芸の相澤まゆみさん(57)=八日町の5人。2024年11月に東京都の国立新美術館で展示された第11回入選作品を中心に、それぞれが過去の作品を持ち寄って展示する。 |
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南極観測隊活動を報告 白馬の山岸さん 「経験を伝えていきたい」
第65次南極地域観測隊として2023年11月から今年2月まで任務に就いた白馬村の山岸慎英さん(49)=北城新田=が26日、村役場で丸山俊郎村長に活動を報告した。国際山岳ガイドの山岸さんは、フィールドアシスタントとして野外観測時の安全管理や、昭和基地からの移動ルート設置など観測隊の活動を支えた。「普段の生活でできない経験がたくさんできた」と活動を振り返った。
南極では、基地がある東オングル島から南極大陸まで海氷上を雪上車が通るルートの設置や、観測時の安全確保などの任務に就いた。印象に残っている出来事として、通常はブリザードとともに降る雪が観測史上初めて風が吹かずに積もった影響で海氷の状況が悪くなり「雪上車が行動できなくなってしまった。僕が作ったルートが使えなくなり、作り直しを繰り返した」と思い返す。 |
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3寺院 遺体安置で協定 池田町 長福寺・浄念寺・成就院
池田町は26日、災害発生時にお寺を遺体安置施設として使用する協定を、金勝山長福寺(竹林信彦住職)=会染滝沢、聖向山浄念寺(後藤博志住職)=池田三丁目、来鳳山成就院(夏目俊洋住職)=広津平出=の町内の3寺院と結んだ。地域に密着したよりどころとして住民に親しまれる施設にいざという時の協力を求め、非常時に備える。
県の第3次地震被害想定調査報告書によると糸魚川静岡構造線断層帯の地震における町の最大死者数は70人と想定される。これまでは町総合体育館などを遺体安置所として想定していたが、被災して亡くなった遺体の安置を寺院にゆだねることで、町は避難所の充実に注力できる。
国は昨年の能登半島地震を踏まえ、避難所運営ガイドライン(指針)の中に寺社の利用を検討する内容を盛り込んでいる。町は、町内で住職が常駐する3寺院に打診し、協定につながった。 |
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夏野菜定植畑づくり楽しむ 松川南保 年長児16人が作業
松川村の松川南保育園の年長児16人は19日、夏野菜の定植作業を同園の畑で行った。「畑の先生」の手ほどきを受けながら、畑づくりに親しんだ。
村営農支援センターの企画推進員・栗林浩さんが、7種類の苗を紹介。「グー・チョキ・パー」の手の形を参考に、苗の植え方を分かりやすく説明した。
マルチのない畝と、マルチを張って穴を開けた畝に、種類ごとに植えていった。園児らは素手で土をかき出し苗を置き、優しく土をかぶせた。先に植えたジャガイモの変化を観察し、「カラスに食べられないかな」などと心配しながら、張り切って作業した。 |
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ダム治水工事 見て知って 6月1日 篭川右岸の現場で見学会
豪雨災害に備え大町市内の3ダムで洪水調整機能を向上させる国交省の「大町ダム等再編事業」で、高瀬ダムから篭川右岸に土砂を運ぶ輸送用トンネルの工事現場見学会が6月1日午後2時から4時まで開かれる。「トンネルボーリングマシン(TBM)」による掘削が本格化するのを前に、周辺地域の住民に事業や工事の内容を理解してもらおうと、パネル展示やトンネル内部の見学などが行われる。
見学会は篭川右岸の工事現場を会場に、国交省千曲川河川事務所と前田・安藤ハザマ特定建設工事共同企業体(JV)が開催。TBMが掘削する様子を紹介する画像や工事のタイムラプス映像の展示の他、市のマスコット「おおまぴょん」と掘削機をデザインしたマグカップの配布などもある。来場者は県道扇沢大町線沿いの「らいちょう駐車場」を利用。会場までの無料のジャンボタクシーを運行する。 |
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さわやかシニア≠フ心構え知る 大町 武田さん&田中さんトークショー
大町市常盤の南部包括支援センターは22日、JA大北アプロードレインボーホールを会場に、ラジオパーソナリティーの武田徹さん、ファッションアドバイザーの田中真弓さんを迎え「トータルイメージ講座」を開いた。多数が来場し、楽しい対談を聞きながら、さわやかシニアを目指すためのおしゃれや日々の心構えなどを学んだ。
田中さんは「見た目の評価は自分でなく、他人が決めること。人にどう見えるか、少し意識しただけで人間関係も大きく変わる」と述べた。
武田さんは愛用の帽子をいくつもかぶり、おしゃれな着こなしを紹介。帽子一つで印象が大きく変わることや、おしゃれを楽しむことの大切さについて話した。 |
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