2025年8月15日(金)付

大糸線乗って謎解きしよう 期成同盟会 利用促進へ3コース企画

 JR大糸線に乗りながら謎を解いていく体験型ゲーム「宝石の魔女ガーネットと3つの物語」が8月から始まった。松本市〜新潟県糸魚川市の沿線自治体などでつくる利用促進輸送強化期成同盟会(事務局=大町市)が実施する取り組みで、昨年に続く開催。3つのコースから選んで参加でき、大糸線に乗って謎解きに出かけ、車窓からの景色や列車旅も満喫する。12月21日まで実施中。
 謎解きゲーム制作団体「よだかのレコード」が企画制作。何でも願いをかなえる宝石を持つ魔女ガーネットと、願いをかなえてほしい3匹の動物のストーリーで、物語を楽しみながら謎を解いていく。
仲間と再会 二十歳節目祝う 小谷村で「集い」

 小谷村の「二十歳の集い」が14日、村おたり開発総合センター多目的ホールで開かれた。令和元年度に小谷中学校を卒業した村出身者ら約20人が参加し、仲間との再会を喜び合い、人生の節目を祝った。
 集いには小中学校時代の恩師も駆け付け、参加者が思い出の写真や手紙などを広げながら、昔話に花を咲かせた。記念品として村内産の酒米を使った日本酒もプレゼントされ、自分だけのラベルを書いて、瓶に貼っていた。
夜空に大輪、8000人魅了 池田・松川 合同で「高瀬川大花火」

 夏の夜空に大輪の花火が続々と開き、ごう音が響きわたる。音楽とシンクロさせて連射するミュージックスターマインは彩りも華やか。詰めかけた観客から「おー」「きれい」と歓声が上がり、拍手が起こる。
 第29回池田町・松川村合同開催「高瀬川納涼大花火大会」が13日夜、高瀬川大橋河川敷で開かれた。豪快な尺玉とスターマインの競演が続き、県内外から訪れた約8000人の観客を魅了した。
高校生「コットンの会」と交流 大町市社協が夏休み体験プログラム ボランティア活動に関心

 大町市社会福祉協議会は8月の短期集中企画「サマーチャレンジボランティア2025」を市総合福祉センターで開いている。11回のシリーズで、福祉活動に関するさまざまな体験プログラムを提供。毎回多数が参加して、住み慣れた地域で安心して暮らすことができる福祉社会への理解を深めている。
 5日は綿作りを通じて安心安全の地域づくりに取り組む「コットンの会」のメンバーとの交流活動が行われた。サロンは綿作りの定期活動に加え、ものづくりに特化した活動を展開。今回は自分たちが育てた綿を使って、冬に役立つ「エコカイロ」を作った。地元の高校生らが参加。会員に作り方を教わったり、活動の様子を聞きながら交流を深めた。
渡部選手 五輪6回出場目指す 白馬の夏祭り 観光大使2人もゲスト出演

 白馬村恒例の「第39回白馬の夏祭り」(村振興公社主催)が13日、白馬グリーンスポーツの森で開かれた。ミラノ・コルティナ冬季五輪を来年に控え、地元出身のスキーノルディック複合・渡部暁斗選手(37)がゲスト出演。村観光大使で五輪5大会連続出場の元スキーモーグル選手・上村愛子さん(45)と同じくタレントの国本梨紗さん(22)も駆け付け、エールを送った。
 渡部選手は6大会連続出場がかかった五輪に向けて、「ぜひ楽しみにしてほしい。良い戦いを見せたい」と決意を述べた。国本さんは小学生当時を振り返り、「暁斗選手が五輪でメダルを獲得した時、白馬北小で一人一人と握手をしてくれた。貴重な経験だった。白馬の子どもにとってあこがれ」と話した。
「夢の山小屋」イラストに 大町山博 特別展の神田さんWS

 祝日「山の日」の11日、大町市の大町山岳博物館で特別展を開催中のイラストレーター・神田めぐみさんによる小学生向けワークショップ「山のイラスト教室」が開かれた。市内外から5人が参加。泊まってみたい「夢の山小屋」に思いをはせ、画用紙に自由に建物を表現した。
 各地の山小屋に泊まってイラストに起こしている神田さんは展示中の作品を解説し、全国の特徴ある山小屋を紹介。「山小屋は歩いてしか行けないところにある。自然の中にあって、環境によって建物の特徴が変わる」など、山小屋ならではの注目するポイントを教えた。
 子どもたちは「ロープウェイで直接行けてお城がある山小屋」「温泉に入れてベッドもある」「本棚があって本がいっぱい並んでいる」など、それぞれの思いを膨らませ、絵に仕立てた。参加者には「さんぱく子ども夏期だいがく」と位置づけ、修了証が贈られた。
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