2025年11月16日(日)付

「ありがとう南小」新たな一歩へ 大町 笑顔で感謝 閉校前に記念行事

 学校再編に伴い本年度で閉校となる大町市の大町南小学校は15日、記念行事「ありがとう南小!未来をめざしてホップ・ステップ・さあジャンプ!!」を開催した。体育館ステージでの学習発表やブラスバンド部の演奏、PTAによる振る舞いなど多彩な催しを実施。卒業生や地域住民らも大勢来場し、地域と共に歩んできた学校の歴史と伝統を大切にしながら、新たな一歩を踏み出して行く気持ちを新たにした。
 開会式で閉校記念行事実行委員長の青柳義人さんが「閉校になる寂しさはあるが、新しい南部小で仲間が増え、より元気になるイベントとして楽しんでもらいたい」とあいさつ。全校児童が制作したモザイクアートが披露された。モザイクアートでは、児童一人一人が「笑顔カード」に笑顔になった出来事を集め、南小から南部小へバトンタッチする様子を描いた。
 ステージでは同校ブラスバンド部、大町流鏑馬太鼓、琴などの演奏が行われ、演奏に乗せて来場者も校歌を歌うなど、一体となって盛り上がった。
19店ズラリ「荷ぐるま市」 大町 おおまぴょんファン感謝祭も

 大町市で15日、2025年信濃大町楽市楽座「第34回 荷ぐるま市」が開催された(大町まちづくり協議会主催)。本通りの商工会館一帯を歩行者天国にして、地元主体の企業や団体によるグルメ、スイーツ、雑貨などのブースとキッチンカー、合わせて19店が並んだ。晩秋の穏やかな天候にも恵まれ、多くの人が繰り出した。
 大町商工会議所駐車場の特設会場では「仮面ライダーゼッツショー」、市主催の「おおまぴょん2025ファン感謝祭」も行われ、子どもたちの人気を集めた。
地域の仲間とボッチャ熱戦 小谷村公民館 一般・小学生 各8チーム競う

 小谷村公民館は8日、第5回「おたりボッチャ選手権大会」を栂池高原の村営社会体育館で開催した。中学生以上の一般の部と小学生の部で開催し、それぞれ8チームが参加。選手や応援の保護者など合わせて100人ほどが会場を訪れ、熱気に包まれた真剣勝負を繰り広げた。
 学校のクラスメートや職場仲間、同じ地区などで参加し、和気あいあいとしながらも全力で取り組み、投げたボールの行方に一喜一憂。勝つと大喜びし、負けると本気で悔しがった。
秋の実り 松川の味楽しんで 農作物・特産品・抽選会など 道の駅で「収穫祭」にぎわう

 安曇野まつかわ秋祭り「収穫祭」が8日、松川村の道の駅安曇野松川「寄って停まつかわ」北駐車場で開かれた(実行委員会主催)。特産品やグルメ、スイーツなどのテント販売、軽トラ市、キッチンカーなどが並び、多くの来場者でにぎわった。
 天候に恵まれ、紅葉に染まる北アルプスの山並みを一望する会場で、正調安曇節の披露、餅まき、信濃国松川響岳太鼓子供会の演奏、農産物の重さ当てクイズなどが行われた。村内産のお米やリンゴ、リンゴジュースなどが当たる「お楽しみ抽選会」には参加者の列が続いた。村内から訪れた女性は「生でもおいしいカブを買いに来た。餅まきにも参加して、たくさん拾えて楽しい」と笑顔で話した。
認定品 認知向上や消費拡大 運営委員会 白馬で「北ア山麓ブランドの日」

 県や大北5市町村、JA大北などでつくる北アルプス山麓農畜産物ブランド運営委員会(委員長=宮澤敏文県議)は15日、ブランド認定品の認知度向上や消費拡大を図る「北アルプス山麓ブランドの日」を白馬村多目的研修会施設で開催した。認定事業者の発表や販売会などを行い、農業振興や地域活性化につながる取り組みや、北アブランドへの理解を深めた。
 構成団体の関係者や地域住民など約80人が出席。ブランド認定事業者の発表では、白馬村の「青こしょう」、池田町の「紅梅漬」、松川村の「鈴ひかり」、大町市の「りんご加工品」、小谷村の「ちゃのこ」について、生産者や行政の担当者が登壇し、手に取ってもらえる工夫などブランド戦略や取り組み状況を話した。販売会は発表した認定事業者の商品が並んだ。
狩猟解禁日に安全パトロール 大北各地 関係機関が注意喚起

 狩猟解禁日の15日、県北アルプス地域振興局、大町署、大北地区猟友会、鳥獣保護監視員などが狩猟安全パトロールを大北地域の各地で実施した。大町市(八坂地区を除く)、池田町・松川村・大町市八坂、白馬村・小谷村の3班に分かれて実施し、狩猟禁止区域の確認や、狩猟者や地域住民に対する注意喚起を行った。
 白馬村では7人が参加し、日の出前の午前6時過ぎに白馬交番を出発。姫川源流鳥獣保護区や、特定猟具の使用が禁止されている区域を巡回し、禁止区域に入っていたり、マナーの悪い狩猟者がいないか目を光らせた。
トップページ 11月の一覧 ●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C) 2007-2025 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.