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2025年12月4日(木)付 |
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具体的なルート線案発表 松糸道路大町市街地 市議会全協で計画平面図
地域高規格道路「松本糸魚川連絡道路」の大町市街地区間について、県大町建設事務所は3日、具体的なルート線案と実際に必要となる道路幅を発表した。市議会全員協議会で道路の構造や盛土の範囲などを含めた計画平面図を示し、ホームページでも公開している。
同事務所によると、ルート線は幅100bのルート帯から、実際に道路が通過する幅約10bを検討。区間は常盤地区のケアハウス銀松苑付近で県道有明大町線から接続し、国道148号木崎湖トンネルまでを結ぶ延長約8・6`となっている。インターチェンジを国道147号や県道有明大町線、県道大町扇沢線、県道白馬岳大町線との交差部分4カ所に設置する。
同事務所は8日から18日まで、沿線住民を対象とした説明会を市内各所で開催。「道路構造や実際に必要となる道路幅については今後、地域住民からの要望や意見を踏まえ、変更になる可能性がある」としている。 |
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シーズン積雪と安全へ神事 大町 爺ガ岳スキー場 12日オープン
大町市平の爺ガ岳スキー場は3日、今シーズンの営業開始を前に、安全祈願祭を現地で開いた。今年も潤沢な雪に恵まれるよう願い、来場者の安全を祈った。今シーズンは昨年と同時期の12日にオープン予定。
祈願祭にはスキー場関係者や市、観光関係者、取引業者など約30人が出席。若一王子神社の神職による神事で安全を祈願した。
現在はオープンに向けて、イタリア製の人工降雪機・デマクレンコ7台を稼働し、場内を整えている。 |
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転入手続きに新システム 白馬村役場 負担軽減 待ち時間短縮へ 冬の外国人労働者増加で
12月に入り、白馬村で冬期間に働く外国人の転入手続きが増加している。村役場住民課窓口では昨年、多い時で1日に100人ほどが訪れており、対応する職員の業務負担軽減が大きな課題となっていた中、今年から来庁者が操作して申請用紙を作成したり、受け付け順を管理するシステムを導入。職員の負担を減らすとともに、外国人や村民が利用しやすい環境整備を図る。
村は対応策として、来庁者が操作し、マイナンバーカードや運転免許証、在留カードなどの情報を読み込むことで住所や氏名などの基本情報が記載済みの申請用紙が作成できるシステムを導入。英語にも対応し、窓口で応対せずに用紙の記入が可能になった。英語を話せる人材の確保が困難となる中、住民課の堤則昭課長は「英語を話さなくても対応できる環境を整えたい」としている。 |
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松川のPRポスター広告賞 ADアワード 「日常の一瞬」銀賞に
松川村の観光・移住定住をPRする5枚のポスター「とっておきの一瞬がある松川村」が、全国の広告代理店でつくるADKパートナーズネットワーク協議会の広告賞「パートナーズADアワード」のクリエイティブ部門/デザインで銀賞となった。本年度は金賞該当なしのため、部門内で最高賞。3日、制作委託先の株式会社日本広告(松本市、池田俊輔社長)が村役場を訪れ、受賞を報告した。
観光3枚、移住定住2枚の連作ポスターで、「日常の一瞬」という切り口で、季節や時間帯で表情を変える村の景色を表現した。村の移住パンフレットの制作委託を受けた同社が、表紙の写真をもとにポスター化を提案。魅力的な風景がそろったため、複数写真を1枚に盛り込むものではなく一つ一つの写真を大きく見せる5枚とし、村の担当者と共にまとめあげた。 |
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写真展最終日 マルシェで交流 池田 「くらしのこだま」企画で
池田町在住のフォトライター・森木香蛍さん(40)が、町に暮らす人々の日常を切り取り、企画した「池田町くらしのこだま写真展」の最終日11月23日、会場の交流センターかえでで「こだまマルシェ」が開かれた。記念グッズの販売や作品の贈呈式、ライブなどが行われ、訪れた人たちが交流しながら緩やかな時間を楽しんだ。
展示されたフレーム入りとパネルの写真64点は、被写体となった個人・グループに贈呈された。矢口稔町長が、マルシェに来場した該当者に手渡した。
記念グッズとして、町在住のデザイナーと画家が、クリアファイルとカレンダー、手ぬぐいを制作した。町の風景や名物、空気感などを表現した作品が販売された。 |
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音楽仲間 柳澤和夫さんしのぶ 「まちなかライブ」創始 大町の活性化に尽力 制作曲演奏などで「追悼ライブ」
大町市内の有志でつくる「まちへ行こう!プロジェクト実行委員会」は11月29日、大町堀六日町の麻倉Arts&Craftsで、10月に亡くなった柳澤和夫さん(享年69)の「追悼ライブ」を開いた。音楽仲間らが大勢集い大好きな音楽活動と大町の活性化に取り組んだ柳澤さんの在りし日の姿をしんだ。
同市出身の柳澤さんは、幼少の頃から音楽が好きでフォークソングの歌詞に影響を受け、市内外で幅広くライブ活動を展開してきた。平成17年2月に発生した大町商店街大火では「商店街のために何かしたい」と、大火直後に「まちへ行こう!プロジェクト実行委員会」を発足。実行委員長として得意とする音楽で商店街を会場とした「まちなかライブ」を始めた。昨年6月には100回の節目を迎え、長年にわたりまちなかのにぎわい創出に尽力した。
追悼ライブでは遺族や柳澤さんと交流のあった音楽仲間が多数集い、遺影の前で柳澤さん作詞作曲の楽曲を演奏したり、思い出を語り合った。 |
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