2025年12月26日(金)付

JA大北が来年60周年 2月11日記念事業 北島ファミリー招く

 大北農業協同組合(JA大北)は来年、昭和41(1966)年の発足から60周年を迎える。記念事業としてNHK紅白歌合戦出場歌手の原田悠里さんらを招いた歌謡ショーを2月11日に大町市文化会館で開催し、地域住民とともに節目を祝う。
 歌謡ショーには原田さんと北山たけしさん、大江裕さんの「北島三郎ファミリー」3人が出演。静岡市のJAしみずとの姉妹提携10周年も同時に祝い、同JAの役員を招待する予定だ。午前10時半からと午後2時からの2回公演。参加費は1000円。チケットをJA大北各支所・事業所で販売している(2月6日まで)。
 大北農協は大町市内の一部と北安曇郡内の13組合が合併して発足。平成元年に同市の大町農協と平農協を加え、現在の管轄域となった。28年には発足50周年を記念し、JAしみずと姉妹提携を締結。観光誘客やコンビニエンスストアの営業などにも取り組み、農業のみならず産業振興や住民生活を支えてきた。
白馬の自然描いたTシャツ 「ハクバオリジナル」と「キーン」コラボ 発売

 白馬村観光局が手掛ける村公式ブランド「ハクバオリジナル」と、アウトドアブランドの「キーン」が、白馬の自然美をイラストで描いたコラボレーションTシャツを19日に発売した。ともに自然環境保護など持続可能な取り組みを推進していることからコラボが実現。冬の白馬三山と、スキー、スノーボードといったソトアソビ≠表現している。
 オーストラリア出身アーティストのエイドリアン・ホーガンさんがデザイン。白馬を訪れてインスピレーションを得て「その静けさと、人々が生み出すエネルギーの両方を作品に込めたいと思った」としている。
 コラボTシャツを企画した村観光局の青木美由紀さんと八木萌さんは「白馬の自然をモチーフに、エイドリアンさんの独特のタッチで他にはない表現になった。新しいアピールやプロモーションになれば」と期待した。
愛媛産みかん 松川で好評 すずむし荘と道の駅「寄って停まつかわ」 農家仕入れで安価に販売

 冬はミカンのシーズン。松川村の道の駅安曇野松川「寄って停まつかわ」と温泉施設「すずむし荘」(いずれも指定管理者=FunSpace株式会社)で、本場・愛媛県産のミカンが人気だ。「愛媛のおいしいミカンを味わってほしい」と毎年店頭に並べている。
 12月の店頭には、三間町の道の駅みまから仕入れた温州みかんが売られ、「早生なのに甘い」と人気。その後は「マドンナ」「せとか」など、旬に合わせて愛媛県の農家などから直接仕入れたさまざまな品種が並ぶ。スーパーに負けないお買い得な価格で提供していることもあり、来場者に好評という。
ねじり鉢巻きで「よいしょ」 池田保育園 年末恒例の餅つき

 池田町の池田保育園(三澤明子園長、園児139人)は23日、恒例の餅つきを行った。保護者会の役員らの協力で、力いっぱいきねを振るった。
 ねじり鉢巻きを締めて気合を入れた園児たちが、クラスごとに参加。役員と一緒にきねを持ち、「よいしょ!」の掛け声や、「頑張ってー」などの声援を受けながら、順番に威勢よく餅をついた。
 年長児は、自力できねを持ち上げた。5歳の年中児は、5回きねを振るい、自力で挑戦する園児もいた。未満児も応援に駆け付け、臼の中をのぞき込みながら、興味津々な様子で見学した。
手作り赤飯で来年も元気に 大町 常盤の上一寿会 会員宅に配布

 大町市常盤のシニアクラブ上一寿会(橋正会長)は20日、地域で栽培されたもち米と小豆で赤飯を作り、参加できない会員宅に届ける「赤飯事業」を実施した。
 上一地区基幹センターに多数の会員が集まり、約100食分の赤飯を調理した。もち米に色をつけて炊き、炊き上がりに甘納豆を混ぜてふっくらおいしく仕上げた。パック詰めも協力して行い、会員の健康と、来年が良い年であることを願う心温まるメッセージも添え、参加できなかった会員宅に届けた。
「地元天気図」で課題知る 大町常盤 清水区自治会考える集い

 大町市は18日、一般社団法人・持続可能な地域社会総合研究所の藤山浩所長を講師に、常盤地区の清水公民館で「これからの清水区を考える集い」を開いた。清水区自治会における多方面の地域団体や組織の関係をまとめた「地元関係図」を元に、強みや弱点となるところを高気圧、低気圧になぞらえながら「地元天気図」を作成。地域課題の見える化≠ナ、次世代の定住が促進される、地域の活性化について考え合った。
 藤山所長は「大町市は少子高齢化が進み、何もしないでいると衰退が進んでいく。今頑張ることで持続可能な地域を引き継ぐことができる」と述べ、天気図を作る意義について語った。
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