2025年12月30日(火)付

99頭の馬で「白馬」表現 大町の折り紙絵アーティスト・一本木凰雅さん 遊び心満載 来年の飛躍願う

 大町市常盤下一の折り紙絵アーティスト・一本木凰雅さん( 20 )は、来年の干支「午」にちなんだ作品「白馬」を制作した。無数の馬の折り紙を貼り合わせ1頭の大きな馬をかたどり、アクリル絵の具を使いたてがみ部分に色を添えるなど、「折り紙」と「絵」を融合させた独自技法で仕上げた。使用した折り紙の枚数に意味を持たせるなど遊び心も満載。「大町市にとって飛躍の1年となることなどを願い作りました」と話す。市立大町図書館で1月から展示される予定。
年末 冬山の遭難事故防止 北ア北部遭対協 31日まで登山相談所開設

 北アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会は28日から31日まで、冬山登山相談所を管内の登山口など6カ所に開設している。年末年始を山上で過ごす登山客の事故防止を目指し、会員が危険箇所についてのアドバイスや登山計画書の受け付けなどを行っている。
 相談所は七倉と爺ケ岳東尾根、大谷原、五竜遠見、白馬八方、栂池高原の6カ所に設置し、会員が交代で登山者の相談に当たっている。白馬村のエイブル白馬五竜スキー場のゴンドラとおみ駅では、会員が登山客に山の状況を説明したり、装備品をチェックしたりし、「日没が早いので早めの行動を」と呼び掛けていた。
白馬のコシヒカリ 初の金賞 お米日本一コンテスト 認定新規就農者・久保田さん

 コメのおいしさや品質を競う第22回「お米日本一コンテスト」で、白馬村の認定新規就農者・久保田健司さん(38)=神城飯森=のコシヒカリが初めて金賞を受賞した。第27回「米・食味分析鑑定コンクール国際大会」大型農業法人部門では白馬農場(白馬村)の「ゆうだい21」が4年連続で特別優秀賞を受けた。19日に久保田さんと同社会長の津滝俊幸さんが村役場で丸山俊郎村長に報告した。
 久保田さんは認定新規就農者として飯森区を中心に約10fを耕作する。初めて金賞を受賞し「今回の賞を励みに来年も受賞できるように頑張りたい。今後はふるさと納税の返礼品も視野に入れ多くの人に食べてもらいたい」と受け止めた。
伝統わら細工作りで交流 大町 地区社協 くるみ保育園で

 大町市の大町地区社会福祉協議会は23日、わら細工の三世代交流事業を大町栄町のくるみ保育園で行った。会員らと年長園児がわら細工を通じて、日本の伝統に親しみながら交流を深めた。
 同社協が毎年、地域内の保育園で行っている交流事業。
 同日は、同社協会員や市シニアクラブ会員、栄町笑むの会会員ら約20人と同園の年長児15人が参加し、供え物を入れる器「おやす」と「しゃもじ」作りに取り組んだ。子どもたちは、会員らにつくり方やわら細工の意味、由来を聞きながら、丁寧にわらを編んでいった。
地域の元気 4団体の活動評価 「北アルプス森とつながる暮らし案内所」 県元気づくり支援金 優良事例表彰で県知事賞

 県北アルプス地域振興局は25日、地域の取り組みを支援する補助金「地域発元気づくり支援金」の令和6年度優良事例表彰式を大町市の県大町合同庁舎で開いた。県知事賞に選ばれた、松川村を拠点に、北アルプス産の木材を活用できる仕組みづくりに取り組む「北アルプス森とつながる暮らし案内所」の「北アルプス地域材活用発信拠点推進事業」など4団体を表彰。地域の元気を生み出す活動を評価した。
 令和6年度は、北アルプス地域の36団体が支援金を活用して活動した。
レクや会食 年末楽しく交流 池田 「寄りましょ会」がイベント

 池田町の通所型サービス「寄りましょ会」は24日、年末年始のスペシャルイベントを町総合福祉センター「やすらぎの郷」で開いた。10人が参加し、レクリエーションや会食を通して、楽しいひとときを過ごした。
 ビンゴ大会は、サポーター手作りのカードに一人一人が好きな並べ順で1から16までの数字を書き込んだ。くじで引いた数字をそろえて、ビンゴを狙った。景品にさまざまなお菓子が用意され、盛り上がった。
 チーム対抗の「雪合戦」は、ピンに見立てた空のペットボトルを目指して玉を投げ、倒したピンの点数で勝敗を競った。身を乗り出してゲームに興じ、接戦を繰り広げた。
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