2026年5月28日(木)付

「ユキ」夫婦で半世紀 大町名店街 7月25日閉店 継承者探す 人気の洋食「味残したい」

 大町市大町名店街の老舗洋食店「ハングリーボックス・ユキ」が7月25日で、閉店する。店主の手塚行雄さん(78)は「体力がもう持たない。いい加減な料理を作るなら閉店したほうがいい」と半世紀以上の歴史に一区切り。「人に恵まれたお店。できることなら店舗も味も残したい」と継承者を探している。
 ユキは昭和47年創業。レトロな雰囲気の内装で、開業当時から提供しているハンバーグやスパゲティがワンプレートになった「スペシャルセット」の他、「オーシャンスパゲティ」や「トマトとナスのチロル風」などが人気メニューだ。繁忙期には1日100人以上が訪れる。
 建物は1階が店舗で2階が居住スペース。手塚さんはメニューのレシピや仕入れのノウハウなども含め、建物全体の譲渡を希望している。
白馬村「宿泊税」6月から 段階的定額制 導入へ準備 周知に課題

 白馬村内のホテルや旅館、民宿等の宿泊客に課税する村独自の「宿泊税」が6月1日から始まる。特別徴収義務者となる宿泊施設では導入に向けた準備が進んでいるが、宿泊客への周知や使途の説明、申告・納入手続きの負担増など懸念もある。本格的なグリーンシーズンが幕を開け、冬の予約も始まっている中、制度開始後も周知の強化や宿泊事業者への支援が求められる。
 村の宿泊税制度は、宿泊料金に応じて課税額が変わる「段階的定額制」を導入。 申告が始まるのは7月からになるため、村は6月中に申告・納入に関わる説明会を2回開く予定。
大糸線利用促進へ事業計画 小谷 村独自の「振興会議」会合

 JR大糸線南小谷駅以北の利用促進に取り組む小谷村独自の「大糸線振興会議」(会長=今井頌治・村商工会長)は25日、本年度最初の会合を開き、事業計画などを決めた。路線をモチーフにしたガチャガチャ(カプセルトイ)など継続事業に加え、2023年から制作している大糸線の「特製手ぬぐい」の第2弾として「バンダナ」を制作する。
 一昨年に実施した鉄道駅を巡る位置情報連動型スマートフォンゲーム「駅メモシリーズ」とコラボレーションした企画は、昨年に続き駅舎などの装飾やノベルティーグッズの配布を計画している。大糸線ガチャでは昨年度好評だった中身の「シークレット版」を新調して製作する。
GHBジャム商品化 栽培・開発の高瀬中に贈呈 命名プチ 池田アグリが販売

 池田町の高瀬中学校の卒業生が総合的な学習の時間に取り組んできたガーデンハックルベリー(GHB)のジャムが商品化された。販売を手掛ける農業法人信州池田アグリ代表の矢口稔町長が22日、報告とお礼を兼ねて高瀬中を訪れ、在校生と職員分のジャム290個を贈呈した。
 学習は、町でGHBを使った特産品開発に取り組む「花とハーブの里 ガーデンハックルベリー生産者の会」の協力のもと、昨年度の3年生が栽培に携わった。
 町の後押しで小袋のジャムが開発され、学校給食でも提供された。商品は「petit(プチ)」と命名され、ラベルのデザインは昨年度の美術部員らが考案した。
専門家に学ぶ庭園づくり 園芸研究家・矢澤秀成さん講師 大町でバタフライガーデン講座

 育種家・園芸研究家の矢澤秀成さんを講師に招き、まちなかの緑を守り育む機運を醸成する大町市の市民講座「バタフライガーデン講座」が17日から開講した。初回は大町図書館横の花壇で宿根草を掘り上げ、JR大町駅前の花壇に新たに移植する作業が行われ、植物が根付くための大切なポイントを学んだ。
 図書館横の花壇に植えられていたのは、サルビアカラドンナやサルビアバチカンホワイト、タイムなど。受講生はスコップで花壇の土を慎重に深く掘り返していった。長年同じ場所で株を大きくして、固く締まった土には根が密集していた。掘り上げた株は土の塊を崩して株分けし、駅前の花壇に移植した。
県道川口大町線 通行止め解除 大町市八坂 土砂崩落から10カ月 29日に

 大町市八坂辺尾下で発生した土砂崩落による、県道川口大町線の全面通行止めが29日午後3時に解除となる。仮設道路の完成に伴い、昨年7月以来約10カ月ぶりに通行できる。
 県大町建設事務所によると、仮設道路は沿道を流れる金熊川を挟んで対岸に設置された幅約3b、延長約200b。片側交互通行となる。
 川口大町線では昨年7月11日、大雨の影響で沿道ののり面で小規模な崩落が発生し、防護柵の一部が損壊。県道美麻八坂線との交差点から、大町・長野市境まで約3・4`が通行止めとなっていた。
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