2008年3月26日(水)付

大町市内一斉に卒園式

 大町市の9保育園は25日、19年度卒園式を開き、4月、小学校に入学する年長児201人がそれぞれの園舎に別れを告げた。同市相生町のかえで保育園(伊藤孝江園長・園児71人)では、21人が卒園を迎えた。  伊藤園長は卒園児たちに「何でも自分たちでやろうと年長さんらしい姿を見せてくれました。とても立派になりました。学校へ行ってもお友達に優しく、元気にがんばってね」と言葉を送り、「北アルプスのようにそびえ立つ人に育ってほしい」と子どもたちの成長を願っていた。
開通準備 トロリー搬送 立山黒部アルペンルート

 大町市の関西電力黒四管理事務所は25日、冬期間に定期点検を実施したトロリーバス8台を、同事務所野口分室から扇沢駅まで搬送した。同駅で点検を済ませた7台と合わせ、4月10日に予定される立山黒部アルペンルート開通に向け準備を整える。分室の車庫からそれぞれ大型トラック3台に積み込まれ、約13`の道のりを約30分かけて3回往復した。グレーにオレンジ色のストライプの車体が春の日差しを受け、ゆっくりと運ばれていた。
迫力の滑り クロス大会大町鹿島槍でフェスティバル

 大町市のサンアルピナ鹿島槍スキー場で23日まで、スキー・スノーボードのクロスレースの大会シリーズ「鹿島槍クロスフェスティバル」が開かれた。国内トップレベルの選手がしのぎを削るFIS(国際スキー連盟)公認レースや、一般も参加できるオープン大会が行われた。 クロスレースは、ジャンプ台や起伏、バンクなどさまざまな障害物があるコースを多人数で同時に滑り降りる競技。ゲレンデには、840bのバリエーション豊かな特設ロングコースが作られた。スタートした選手たちは、いっせいにコースに入り、迫力ある競り合いを展開した。
統合前 最後の卒園式 白馬村の南部保育園

 4月からしろうま保育園に統合する白馬村の南部保育園(吉澤八千代園長、園児35人)で25日、閉園式と最後の卒園式が行われ、園児や保護者、関係者らが出席し、卒園児13人を送り出すとともに思い出のつまった保育園に別れを告げた。
池田夢農場 「都会人の止まり木に」 アジサイ園準備

 池田町陸郷の夢農場(水野建設・水野龍二社長)はこのほど、アジサイ畑開園に向け、苗の生育を始めた。 同農場の花による地域振興の取り組みを聞いた神奈川県の「鎌倉アジサイ同好会」の大友三夫代表が協力。ヤマアジサイやガクアジサイなど色や花のつき方の異なる約100種、250株の寄贈を受けた。
苗を挿し木をして増やし、生育した後、畑に植え付ける予定。3年後をめどに、場内で色とりどりのアジサイが楽しめるように取り組む。
春の山ろく スキーで満喫 白馬小谷でテレマークツアー

 新日本スポーツ連盟・長野県勤労者スキー協議会(佐藤民雄会長)は22から24日までの日程で、「ブラボーたのしい白馬春スキー」を開き、県内外から多くの愛好家が参加して、白馬山ろくで山スキーを楽しんだ=写真。
 山スキー初心者が多かったことから、初日に岩岳スキー場でテレマークスキー講習で足慣らしを行い、2日目は小谷村小谷温泉奥の大渚山・鎌池で、3日目は栂池スキー場からロープウエーで自然園まで上がり、スキーハイクと山スキーを体験した。
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