2021年1月7日(木)付

感染防止ともてなし両立 白馬村 コロナ相次ぎ対策強化

 白馬村で相次ぐ新型コロナウイルスの感染者発生を受け、下川正剛村長は5日夜、緊急メッセージを発表した。本格的な冬季観光シーズンを迎え感染拡大が懸念される中、感染防止ともてなしの両立を呼び掛けた。メッセージは事業者に、業種別ガイドラインの遵守やテレワークの推進、観光客への対策周知などの協力を要請。感染者への差別による受診控えが、重症化や感染拡大を招くと指摘し、「一人一人が思いやりの心を持ち、帰省者やお客さまを温かく迎えましょう」と呼び掛けている。
きょう「七草粥」で健康願う スーパーに特設コーナー

 きょう1月7日は「人日(じんじつ)の節句」。七草粥かゆを食べ、一年の健康を願う日とする習慣が古くから伝わり「七草の節句」とも呼ばれている。粥にする七草は「せり、なずな、ごぎょう(おぎょう)、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」で知られる春の七草。旧暦の1月7日は新暦の2月半ばごろ。温暖な地方では、七草を摘んで楽しんでいたという。
絵本の魅力POPで表現 松川村図書館 来館者がカード作り

 松川村図書館は、「日本絵本賞」の最終選考に残った絵本を紹介するPOPカード作りのコーナーを設けた。来館者に、作品の魅力やおすすめポイントを絵や文で表現してもらい、紹介する。
冬のイルミ アリスの国へ 国営公園堀金・穂高「光の森のページェント」

 国営アルプスあづみの公園の冬のイルミネーションイベント「WinterIllumination光の森のページェント2020」が11日まで、開かれている。本年度は同公園堀金・穂高地区のみの実施で、光のボリュームをアップしてより鮮やかに夜の公園を照らす。年末には園内に雪が積もり、イルミの光に照らされより幻想的な風景となっていた。今回は「不思議の国のアリス」をモチーフに、「ワンダーランド」の幻想的な世界観を再現した。駆けまわる白うさぎやチェシャ猫、ハートの女王など、数々のキャラクターの影絵をライトアップ。
年明け早々屋根雪下ろし  小谷村職員は公共施設で

今シーズンは数年ぶりに年末年始の大雪に見舞われ、降り続く雪の中、各地で除雪作業に追われている。豪雪地帯の小谷村と白馬村では住民が早くも屋根の「雪下ろし」に汗を流している。 し昔ながらの古民家の雪下しは人力で行うほかなく、高齢化が進む小谷村では、担い手不足が大きな課題となっている。
雪上の遊園地≠ノ歓声  大町・鹿島槍スキー場 「スノーチュービング」コース誕生

 大町市の鹿島槍スキー場中綱エリアに、チューブ状の乗り物で雪上を滑走する「スノーチュービング」の専用コース「チューバーズハイ」が誕生した。日本最長500bのコースを滑る、スリルとスピード感満点の新アトラクション。コースには参加者の楽し気な叫び声が響き、ゴール後には満面の笑みを浮かべている。
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