2022年８月25日付

2022年８月25日(木)付

ドローン活用水難救助訓練　北ア広域消防本部で3年ぶり

　北アルプス広域消防本部は23日から25日にかけて、無人航空機（ドローン）を活用した水難救助訓練を大町市平の木崎湖で行った。コロナ禍で3年ぶりの訓練実施。レジャーなどで河川での水難事故発生も少なくない大北地域で、最新技術を有効活用して、迅速、的確な救助につながるよう隊員がドローンやボートの操作を確認した。

連携し川から少年救助　北ア広域消防本部　白馬･小谷の5人に感謝状

　川で遊んでいて流された少年を救助したとして、白馬村と小谷村の5人が北アルプス広域消防本部から感謝状を受けた。夏とはいえ冷たい川の流れの中、一歩間違えば命に関わる水難事故だったが、たまたま居合わせた5人の連携により人命を救った。

「雪中キャベツ」豊作願い　小谷　苗の定植作業に汗

　小谷村冬の特産品「雪中キャベツ」の苗の定植作業が行われている。今月初めごろから始まり、お盆前後をピークに村内各地で生産者が定植。真夏の暑さの中、豊作を願い丁寧に苗を植え、作業に汗を流した。

体動かし松川の元気発信　全国ラジオ体操・生中継　夏期巡回の会場で

　松川村の松川小学校グラウンドで24日、かんぽ生命・ＮＨＫ・ＮＰＯ法人全国ラジオ体操連盟の主催する「2022年度夏期巡回ラジオ体操・みんなの体操会」が行われた。村民ら約250人が来場。健康長寿の松川村から、ラジオの生放送を通じて全国や海外へ元気を届けた。

爺ケ岳登頂200回記念　平本さん　池田町に作品寄贈

　登山家で山岳画家の平本研一さん（67）＝池田町会染滝沢＝は22日、自身の爺ケ岳200回登頂を記念し、町に絵画を寄贈した。お世話になった町の人に山の情景の魅力を伝えたいと願いを込めた。贈った絵は、平本さんが描いた大町市の中山高原から鹿島槍ケ岳を描いた油絵。50号の大作で、距離感を色の鮮やかさで表現した彩度遠近法を用い、明るい色合いに仕上がっている。デフォルメで鹿島槍の山容の迫力を強調し、山を見たときの存在感が伝わってくる。

「サンつがる」など品質平年並み　ＪＡ大北　早生種目ぞろえ会

　「サンつがる」など早生種リンゴの出荷時期に合わせて、目ぞろえ会が23日、大町市平のＪＡ大北りんご選果場で開かれた。出荷時期は昨年とほぼ同時期で、玉の肥大状態は平年並みとなるなどし、出荷等級も平年同様に設定。市場へ出荷できるよう、農家が品質を確認した。

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