2022年8月28日(日)付

サウナで男女熱々@活 大町 木崎湖畔で交流イベント

 サウナで蒸されながら弾む会話。湖畔の大自然に包まれ、男女の楽し気な声が響いていた。大町市平の木崎湖POWWOWキャンプ場で27日、テントサウナやたき火で親睦を深める恋活イベントが開かれた。県内を中心にアウトドア好きの男女12人が参加。共通の趣味や互いの体験談などの話題で盛り上がり、交流した。
 木崎湖畔の自然環境を生かし、アウトドアを通じて若者が楽しめるイベントをしようと市地域おこし協力隊員の植松悠一郎さん(41)が企画。男女の組合せを変えながらサウナとたき火をローテーションで楽しんだ。
 植松さんは「多くの若い人に参加してもえた。木崎湖を知ってもらうきっかけにもなり、ここでイベントができて良かった。交流を深めてもらえたと思う」と話した。
子どもの放課後°緒齒樺供 大町東小 地域と学校連携 初の教室

 大町市の大町東小学校で24日から、「放課後子ども教室」が始まった。地域と学校の連携・協力のもと、放課後や週末、学校の施設を活用して子どもたちに安全・安心な居場所を提供し、地域全体で子どもたちを積極的に育てる事業。同校では初めての取り組みとなる。
 本年度は16人の希望があった。初日は低学年・高学年に分かれて時間差で実施。放課後のチャイムとともに、子どもたちは指定された教室に続々と集まった。学校コーディネーターや地域ボランティアが中心となって子どもたちを迎え、互いに自己紹介したり、その日の宿題の見守り、自由遊びが行われた。
週1回強め≠フ運動を 元松本山雅選手講師に 池田総体 フィットネス講座

 池田町総合体育館で24日、「ダイエットフィットネス」の初回が開かれた。元松本山雅FC選手でヨガインストラクターの資格を持つ阿部琢久也さん(37)を講師に迎え、運動不足を解消する体の動かし方を学んだ。
 軽めの体幹運動から始まり、徐々に筋肉を温めながらステップアップした。プランクや足こぎなどの動きを20秒の運動から10秒の休憩、次の運動へと次々につないでいくエクササイズを指導。参加者は自分なりのペースで食いついていった。最終的には腕立て伏せ、スクワットなどの筋トレまでつないでいった。
 一般の運動経験が少ない人でも負荷が高めの運動を取り入れることで、毎日の運動では負担に感じても週1回でも効果を実感でき、継続できるメニューとして教えている。
ちひろ絵≠ナ平和訴え 松川の美術館 憲法カード制作

 松川村の安曇野ちひろ美術館は「憲法カード」をこのほど制作した。絵本の活動を通して、日本と世界の子どもたちが安心して幸せに暮らせる世の中の実現を目指す取り組みの一つ。
 はがきサイズのカードに、「前文」からの抜粋と「第9条」を明記し、裏面には画家・いわさきちひろがスケッチした子どもたちの姿が描かれている。同館のホームページからダウンロードできる。
思い出の音楽 耳傾け交流 シニア大OB「おとはこ」 白馬でレコード鑑賞会

 レコードの心地よい音色に耳を傾け、思い出にふけるゆったりとした時間が流れる―。白馬村の白馬ノルウェービレッジで毎月第3金曜日、レコードの鑑賞会が開かれている。音楽でつながる憩いの場をつくろうと、県シニア大学大北学部のOBらでつくる「噂うわさの音楽鑑賞会おとはこ」が今年5月から開催。新たな交流のきっかけとなっている。
 今月19日に4回目の鑑賞会があり、おとはこ会員や一般の参加者など約15人が集まった。持ち寄った思い出のレコードや、会員が用意したレコードの中からリクエストしたりと、映画音楽や歌謡曲、洋楽、合唱曲など10数曲を鑑賞。リクエストした曲にまつわるエピソードもあり会場は盛り上がった。
てるてる坊主の町おこし 池田町図書館 写真でアート展振り返る

 池田町図書館は、館長・下條浩久さん(56)のコレクションを紹介する館長企画第11弾「てるてる坊主のふるさと〜アート展のあゆみ〜」を9月上旬まで開いている。「てるてる坊主」にちなんだ町おこしの経緯や活気づいたイベントの様子を写真で振り返る。
 浅原六朗文学記念館(てるてる坊主の館)の来館者数が伸び悩んでいた15年前、町の観光推進部にいた下條さんが、公募したてるてる坊主を館内に飾る催しを企画。後に、町の夏の風物詩にもなった「てるてる坊主アート展」へと発展した。
 企画展では、駆け出し当時のアート展の準備風景や来場者で活気づく様子、他市町村とのコラボイベントなどを記録した写真約30枚を紹介している。
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