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2025年4月5日(土)付 |
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再編控え最後の入学式 旧大町市内4小学校 新校つなぐ「架け橋」に
大北地域の多くの小学校で4日、入学式が開かれた。大町市の旧市内4校は学校再編に伴い本年度末で閉校となり、最後の1年生を迎え入れた。
大町西小学校では新入生30人(男子14人、女子16人)が学校生活への期待に胸を膨らませ、式典に臨んだ。上級生や教職員、保護者が見守る中、「一年生になったら」を元気いっぱいに合唱した。
栗林勝幸校長は「大町西小学校は153年の伝統を持つ学校だが、本年度をもって閉校。来年度から新しい学校となる。1年生は新たな学校につながる架け橋となる。個性を大事にしながら、友だちと一緒にさまざまなことを乗り越えていってほしい」と呼び掛けた。 |
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新たに発見ちひろの原画 松川村の美術館 32点の内15点初公開
松川村の安曇野ちひろ美術館は、新たに見つかった画家・いわさきちひろ(1918〜74年)の原画32点の内、15点を初公開している。
作品は、1958年から5年間に、絵雑誌『こどものせかい』に掲載された原画で、ちひろとゆかりの深い出版社・志光社が昨年8月に発見した。
同雑誌は、全てのページに絵を掲載した多色刷りの幼児向け雑誌。仕掛けのある誌面作りを行い、四季折々の風物や子どもたちの姿など懐かしい情景が、細部に描かれている。
ちひろが初めて『こどものせかい』の仕事を手掛けた作品も紹介している。 |
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おおまぴょん≠ィ土産に 大町市観光協会 駅内の案内所でグッズ販売
大町市観光協会は、JR信濃大町駅内の観光案内所窓口で、市のマスコットキャラクター「おおまぴょん」のグッズ販売を始めた。中央通りのいーずら大町特産館が今年1月に閉店するなど土産物店が減少する中、地域の玄関口で観光客へのもてなしを充実させた。
取り扱い商品は高さ30aのぬいぐるみをはじめ、アクリルスタンドやピンバッジ、スケジュールシールなど16種類。 同協会は「つぶらな瞳の可愛らしいキャラクター。お土産品としておおまぴょんを連れ帰ってもらえれば」と利用を呼び掛ける。 |
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料理とオールディーズ満喫 松川拠点 シルバーバックスコンサート
松川村や安曇野市を拠点に活動するオールディーズバンド「SILVER BACKS( シルバーバックス)」による「スペシャルランチコンサート」が3月30日、安曇野市穂高のフレンチレストラン「ラトリエ・デ・サンス」で開かれた。約80人が来場し、おいしい料理と共に、懐かしのオールディーズの名曲を楽しんだ。
「What a wonderful world(この素晴らしき世界)」で幕を開け、バラードやロック、ラテンなど、約30曲が披露された。用意されたダンススペースでは、観客が思い思いにステップを踏み、熱いビートに酔いしれていた。 |
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新年度 交通安全呼び掛け 春の運動6日から 関係者集い大町で出発式
6日から始まる「春の全国交通安全運動」を前に、県交通安全運動推進北アルプス地方部(事務局=北アルプス地域振興局)は4日、交通安全出発式を大町市文化会館駐車場で開いた。大町警察署員や大北各地域の交通安全協会員など関係者約50人が参加し、巡回に出発。地域住民らに交通マナーやルールの遵守などを呼び掛けた。運動期間は6日から15日まで。
参加者がパトカーや市町村の広報車など12台に乗り込み、各地に出発してスピーカーで交通安全の注意を呼び掛けていった。 |
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農業用水に着目 資料冊子に 北ア地域振興局 「北アルプス水人利図」制作
北アルプス地域振興局は、農業用水に着目した冊子「北アルプス水人利図(みとりず)」を制作した。県内でも米づくりが盛んで、古来から水資源などを利用して水田を広げてきた大北地域。農業や農村の未来を考えるきっかけづくりを目的に、地域の農業水利施設の特色や歴史、人々の工夫をまとめ、魅力を伝えている。今後は、学習旅行や小学校の社会科校外学習などの資料として活用される。
制作には、地域課題の解決や地域の活性化などを目的とする県の「地域振興推進費」を活用した。
北アルプスの雪解け水を温める市所有の農業用温水路「ぬるめ」を使った学習プログラム実施など実績のある「NPO法人ぐるったネットワーク」が編集とデザインを担った。冊子を元にしたガイドツアー実施も構想する。 |
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