2025年4月6日(日)付

11店集い春のパン祭り=@サン・アルプス大町で12日 白馬から松本まで 販売やWS

 大町市のサン・アルプス大町で12日午前11時から午後2時まで、人気のパン販売イベント「はれとけマーケット春のパン祭り」が開かれる。3回目の開催で過去最大規模となり、白馬村から松本市まで11店のパン屋が出店する。菓子販売や木とフェルトでつくるパンマグネットづくりのクラフトワークショップも楽しめる。
 大町市の「手づくりベーグルの店noe」の従業員で、パン好きが高じてさまざまなパン屋と親交がある渡邊健太郎さん(40)=池田町吾妻町=がこれまでの活動で培った経験や人脈を生かして出店者を募った。
防犯の合言葉「いかのおすし」 大町署と防犯協 西小新入生に啓発

 大町警察署と大北防犯協会連合会は4日、大町市の大町西小学校で新入生を対象にした防犯啓発を行った。警察官ら3人が入学式に合わせてチラシや文房具などを配り、犯罪被害防止の合言葉「いかのおすし」を覚えるよう呼び掛けた。
 不審者に遭遇した際は「いか≠ネい」「の≠轤ネい」「お≠ィごえをだす」「す≠ョにげる」「し≠轤ケる」よう強調。他にも防犯ブザーの携帯や一人で行動しない、非常時には「こども110番の家」に駆け込むなど防犯対策を紹介した。
「安曇節」舞台へ顔合わせ 松川村「正調安曇節」100周年記念 11月16日公演向け出演者集う

 松川村発祥で村無形文化財の「正調安曇節」の節目を祝おうと、村や保存会などでつくる同100周年記念事業実行委員会(会長=須沢和彦村長)は、舞台公演「安曇節ものがたり2025〜榛葉太生の一生〜」を11月16日に行う。公演に向けた顔合わせが3月29日、村すずの音ホールで行われた。公募で集まった村民約60人の出演者のうち、12人の子役が集い、第一歩を踏み出した。
 同演目は、同ホールの開館記念として2009年に上演された。正調安曇節の創始者・榛葉太生(1883〜1962)の生涯を追いながら、村の宝「安曇節」に込められた思いを、明治から令和へとつないでいく。
 顔合わせでは、役決めのオーディションと併せて、台本の読み合わせが行われた。子どもたちは、元気よく声を出していた。
人波作戦で安全運転啓発 白馬村交安協 全国運動に合わせ

 白馬村交通安全協会(海野喜充会長)は4日、「春の全国交通安全運動」(6〜15日)が始まるのを前に、のぼり旗や看板を掲げ車両のドライバーに安全運転を啓発する人波作戦をJR白馬駅前で実施した。通勤・通学時間帯の朝に実施し、ドライバーも歩行者も事故がないよう交通ルールを守るよう呼び掛けた。
 同安協などから約50人が参加し、「飲酒運転撲滅」「交通安全」などと書かれたのぼり旗や、「シートベルト着用」の看板を持ち、午前7時半から約30分間実施。余裕を持った運転で事故を起こすことがないよう啓発物を目立たせた。
大糸線増便バスの利便性向上 活性化協議会 白馬―糸魚川 今期運行開始

 JR大糸線の沿線自治体などでつくる大糸線活性化協議会は5日、白馬駅と糸魚川駅を結ぶ大糸線増便バスの本年度運行を開始した。昨年度と比べ運行日や本数の合理化を図った一方で、新たにスキー場を経由するなど乗客の利便性を向上した。
 増便バスは鉄道の運行ダイヤを補い、大糸線の利用促進や誘客の拡大などにつなげようと、昨年度からスタート。本年度は乗客の利用状況を踏まえ、土日曜日と祝日、観光シーズンの毎日を1日3往復で運行する。
 初日の白馬駅発第1便には外国人観光客らが乗車。乗客の男性は「大糸線は列車の本数がもともと少ない。糸魚川まで抜けるのに、増便バスは助かる」と話した。
リニューアル 愛好者にぎわう 大町市平 日向山ゴルフコース 営業開始

 大町市平の日向山高原ゴルフコースは5日、今シーズンの営業をスタートした。昨年末にクラブハウスをリニューアルして利用者の利便性を向上し、初日から多くの愛好者でにぎわった。
 ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよんの新館建設工事に伴い、同ホテルの敷地内にあったクラブハウスを移転新築。新たなクラブハウスは自然景観と調和するグレーを基調とした外装に、木材を使用した温かみのある内装が特徴だ。
 今シーズンは雪解けとともに、例年と比べ1週間ほど早いオープン。昨シーズンを上回る8000人の利用を見込んでいる。
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