2025年4月10日(木)付

企画・運営に市民の力=@大町やまびこまつり 「企画部会員」を一般募集

 今年8月2日に開催を予定する大町市の夏の最大イベント「第47回大町やまびこまつり」で、実行委員会の事務局を務める市は、祭りの内容を検討する実行委「企画部会」の会員を一般から募集している。祭りの企画・運営に市民の知恵や力を活用する試みで、市民参加と協働で創り上げる特色ある祭りを目指す。募集人数は2、3人程度で年齢制限はない。締め切りは今月30日まで。
 活動は、祭りの新企画提案やポスター選定などのほか、祭りの準備、当日の運営の手伝いなども行う。会議は基本、平日夜の開催。会員は無償ボランティア。
 実行委事務局の市役所まちづくり産業課商業労政係は「新たな良い企画を考えていきたい。楽しい祭りになるように、気負わずに参加してほしい」と、ともに祭りを盛り上げる市民を募っている。
「塩の道祭り」専用サイト開設 小谷村で5月3日 情報集約し発信

 越後と信州を結び、かつてボッカや牛が塩を運んだ千国街道を歩く小谷村の「第46回塩の道祭り」が5月3日に開かれる。千国越えコース約9`の道のりで、道中ではボッカ行列や郷土芸能、地元住民の振る舞いなど温かなもてなしを楽しむ。実行委員会事務局の村観光連盟は今年から、塩の道祭り専用のウェブサイトを開設し、情報を集約して発信している。
 今月9日に村役場で実行委員会があり、各部門の実施方法や当日の流れなどを確認した。祭りは午前8時〜9時半に下里瀬基幹センターで受け付けを行い、8時半と9時5分に出発式を開く。
 ウェブサイトでは、祭りの楽しみ方やマップ、各催しの内容などを掲載。本番へ向けた準備など情報も随時更新している。
立候補予定10人超見込み 白馬村議選 事前審査に7派 他3派

 白馬村選挙管理委員会は8日と9日、任期満了に伴う村議会議員選挙(定数12、15日告示・20日投開票)の立候補届け出書類の事前審査を村役場で行い、7派が出席した。他に審査を受けていない陣営が少なくとも3派いる。立候補予定者は10人となり、定数に達しない公算は高いものの当選者が9人以下による再選挙(告示日翌日から50日以内)は回避する見通しとなった。
池田桜仙峡¥T末見ごろに 登波離橋愛護会が駐車場整備

 池田町陸郷の桜の名所「桜仙峡」で、周辺の環境整備や保全活動などに取り組む登波離橋愛護会(藤松守会長)は8日、ヤマザクラの鑑賞場所となる豊盛公民館周辺の駐車場を整備した。寒暖が落ち着かない気候が続いていたが、最近は昼間に暖かい日が続き、今週末から来週にかけて見頃を迎えそうだ。
 3000本を超えるとされる対面の山腹に生えるヤマザクラが順に開花し、毎年県内外から多くの観光客が訪れるスポット。公民館周辺ではすでに、日なたで開花し始めているサクラもあり、散策路に植えられたスイセンの花も鮮やかな季節を迎えている。
全校児童へ交通安全啓発 大町北小 全国運動合わせグッズ配布

 春の全国交通安全運動に合わせ8日、大町市の大町北小学校で交通安全の啓発活動が行われた。大町地区交通安全協会平支部(小林豊美支部長)の会員や大町署の警察官、大町地区交通少年団に所属する同校児童4人が参加。全校児童へ啓発グッズを直接手渡し、交通事故防止を呼び掛けた。
 参加者は登校してきた児童に元気な声で「おはようございます」とあいさつし、「車に気をつけて」と声を掛けながらグッズを一人一人に手渡した。
50年節目 気持ち新たに創作 大町市 本年度 陶芸の家開講式

 大町市陶芸の家で7日、令和7年度の「陶芸の家開講式」が開かれた。本年度は新会員2人が加入し、23人で新年度の活動のスタートを切った。開設から50周年の記念すべき節目の年を迎えた。会員は半世紀の歴史を基盤に、新たな気持ちで創作に励んでいこうと誓い合った。
 開講式では新会員が紹介され、会員の中で経験の豊かな4人に指導員の委嘱状が手渡された。陶芸の家の白木靖文会長は「新しい歴史の1ページの扉を開ける、記念すべき年としていきたい」と話していた。
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