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2025年4月23日(水)付 |
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弾誓寺 住民の拠り所再建 大町 本堂・庫裏改修工事へ
大町市大町九日町の弾誓寺で5月上旬から、本堂の改修工事などが行われる。かつては地域の拠り所として多くの住民でにぎわっていたが、老朽化によって人影が少なくなり、本寺の天正寺(=大町北原町=)が再建に乗り出した。
天正寺によると弾誓寺は鎌倉時代末期、地域を治めた仁科氏の祈祷寺として現在の社地区から移転した。明治5(1872)年に廃仏毀釈により取り壊されたが、住民が資材を持ち寄って建物を再建。 明治時代には旧制大町中学(後の大町高校)の仮校舎が建ち、「大町高校発祥の地」の碑文も残る。毎月の縁日などには住民が集まっていたが、再建から100年が経過し、本堂が傾き、雨漏りが発生。庫裏も床が抜け、壁も崩れるなど利用できなくなっていた。
工事は、本堂の柱や梁、屋根などを残し改修。庫裏は取り壊し、新たに寺務所を建築する。12月中旬の完成を目指している。 |
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スイセン色づき 街道花盛り 小谷村土谷 桜と北アルプスとの共演
小谷村中土土谷の「水仙街道」が花盛りを迎えている。地域住民が整備しているスイセンが黄色く色づき、ピンク色の花を咲かせる桜、まだまだ雪が残る北アルプスが共演。今しか見られない景色が楽しめる。
暖かな日が続き、一気に開花が進んだ。19日に、JA大北中土女性部や土谷地区の児童会、地域住民ら約30人が毎年恒例のごみ拾い作業を実施し、訪れる人が気持ち良く景色を楽しめるよう街道沿いをきれいにした。 |
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近隣の事業所で1年研修 池工 本年度 デュアル発足式
池田町の池田工業高校(藤田洋子校長)は18日、令和7年度「池工版デュアルシステム」の発足式を行った。機械・電気学科、建築学科の3年生22人が、町内や松川村、大町市の10の事業所で、年間を通して研修を積む。受入先の代表者らを前に、研修に向けての決意を新たにした。
生徒一人一人が自己紹介をし、「多くの人と関わり自分磨きをしたい」「社会経験を積みながらコミュニケーション力を高めたい」など、参加の動機や抱負を述べた。各事業所から生徒へ、受講許可書が授与された。
同取り組みは、学校と地域が一体となり、実践的な技術や社会参加への意志を培い、地域を支える人材を育むことを目的に実施され、今年で20年目。 |
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河川敷 空舞うこいのぼり 池田マレット連盟 アルプス広場に掲揚
池田町マレットゴルフ連盟(中島睦会長)は21日、高瀬川河川敷アルプス広場マレットゴルフ場の空にこいのぼりを掲揚した。残雪の北アルプスを背に約60匹の色とりどりのこいのぼりが泳ぎ、散歩に訪れた子どもやマレットをプレーする愛好者の姿を見下ろしている。
町内から使われなくなったこいのぼりを集め、例年掲揚している取り組み。今年は会員や中信各地から応援に訪れた15人ほどで作業した。終了後は青空のもとマレットを楽しむ姿が見られた。 |
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シバザクラ 残雪の北アと共演 大町の農具川河川公園開花進む GWごろ見頃
大町市の春の花の名所として知られる、農具川河川公園のシバザクラの開花が進んでいる。ピンクや白、青紫など色とりどりのシバザクラが日ごとに花数を増やしながら河川敷を鮮やかに彩り、訪れる人を楽しませている。
晴れた日には河川敷に広がるカラフルな花のじゅうたんと、残雪の北アルプスの共演が楽しめる。会員によると、大型連休(GW)ごろに見頃を迎えるという。 |
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タクシー運転手 求人応募急増 大町 白馬インバウンド需要 人材確保へ
白馬村で冬季のインバウンドのタクシー需要が高まっていることを受け、県内外からタクシー運転手の志望者が増えている。テレビ報道などによって1カ月の手取り額が100万円を超えるドライバーもいることが広まり、求人への応募も相次いでいるようだ。
大町市のアルプス第一交通では、増える応募者を受けて複数回の合同説明会を開催。人材確保で輸送力向上をねらう。
同社では最近になって20人ほどの応募があったという。20日は長野市や福島県から未経験者を含む4人が説明会に参加。多くがテレビの報道で白馬での需要増を知ったとみられ、特に月収に関心が向いている様子だった。 |
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