2025年4月29日(火)付

サントリーの取り組み知って 5月31日 信濃の森工場でフェス

 大町市常盤西山の「サントリー天然水北アルプス信濃の森工場」で5月31日午前9時〜午後4時、「北アルプス工場フェスティバル」が開かれる。地域住民に工場の取り組みを楽しみながら知ってもらおうと、飲料水の工場見学や検査員の仕事体験、リサイクル素材を使ったうちわ作りなど、さまざまな体験イベントを企画した。市内と池田町、松川村、安曇野市穂高の住民を対象に参加者を募集している。入場無料。
 体験イベントは「工場見学ツアー」「サステナツアー」「品質検査ツアー」など。「天然水4水源利き水座談会」は国内4工場で製造された「北アルプス(大町市)」、「南アルプス(山梨県北杜市)」、「奥大山(鳥取県江府町)」、「阿蘇(熊本県嘉島町)」の飲料水を飲み比べ、それぞれの地域の特色をアピールする。
 イベントは昨年に引き続き2度目の開催。
被災住宅に見舞金1万円 大町市 震度5弱地震30日から案内

 大町市は28日、市内で18日に震度5弱を観測した地震で、住宅に大きな被害が発生した世帯に対し災害見舞金1万円を支給する方針を示した。被害を把握している建物の他、住民からの相談を受け付け、新たに認定した建物も対象とする。定例記者会見で明らかにした。
 見舞金は住宅の一部が崩壊し、生活に支障が出ている世帯が対象。これまでに瓦の落下など屋根が損壊した9件ほどが該当している。市のホームページで30日から案内を掲載、福祉課庶務係で相談を受け付け、職員が現地を視察する。空き家や倉庫などは対象外。
桜並木キャンドルで飾る 大町西小 5年生企画 閉校控え「思い出作ろう」

 大町市の大町西小学校で25日、桜並木のライトアップの最終日に合わせた児童企画「桜並木ライトアップwithキャンドルセレモニー」が行われた。児童が文字や絵を描いたキャンドル300個が桜並木をあたたかな明かりで満たし、訪れた多くの市民らが、夜桜とキャンドルの幻想的な光景を楽しんだ。
 学校再編に伴い、本年度で閉校するのを受け、5年生が「地域の方に感謝を伝え、思い出を作ろう」と企画。ライトアップを主催する「大町西小桜の木を守る会」の快諾を得て実施が決まった。
 キャンドルは正面玄関の桜並木の両側70bに設置。点灯式を前に、5年生が飾り付けた。桜の枝に吊るしたり、タワーのようにいくつも重ねて「ありがとう」の文字を浮かび上がらせたものもあった。
チューリップ咲き誇り見ごろ 国営公園大町・松川 フラワーアレンジ教室も

 国営アルプスあづみの公園大町・松川地区でチューリップが見ごろを迎えた。園内にある約500平方bの「れき原の花畑」に定植された10品種・2万3000球のチューリップが、黄色やオレンジ色など色とりどりの花を咲かせている。品種によって咲く時期が異なり、見ごろは5月上旬まで。
 園によると、今年は寒暖差などの影響で草花の開花が全体的に遅れたという。花畑は、定番の「レッドプラウド」や「黄小町」、白色の八重咲き「マウントタコマ」などが咲き乱れ、今年初めて定植した青色の花の「ネモフィラ」と共演している。 開花時期に合わせて、26日には「チューリップのフラワーアレンジメント教室」が園内で開かれた。
焚き火・木登り 特別感満喫 池田 こどもカフェ・ラパスで体験

 池田町会染の信州こどもカフェ「こどもカフェ・ラパス」(菅原久美子代表)は19日、中島神社下の古民家「レフヒオラパス」で、「焚き火&木登り体験 のんびりお喋り。」を開いた。親子連れや大人たちが参加し、アクティブに、またはまったりとそれぞれの時間を過ごした。
 小枝を拾い集めるところから焚き付けをするところまで体験した。火を絶やさないように見守りながら、マシュマロなどを焼いて楽しんだ。
 敷地内のスギの木でツリークライミングにも挑戦した。子どもも大人も、足場を確かめながら約15bほどの高さまで登り、展望を楽しんでいた。
春シーズン登山の安全呼び掛け 北ア遭対協 登山口6カ所に相談所開設

 大型連休が始まった26日、春山登山も本格シーズンを迎え、北アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会は、地域の登山口6カ所に春山登山相談所を開設した。登山計画書の提出を呼び掛け、山の状況を案内、行程や装備などの相談に応える。
 白馬村のエイブル白馬五竜テレキャビンとおみ駅(山麓駅)内には、五竜登山口相談所が開設された。好天に恵まれた26日朝は、登山や春スキーを楽しむ多くの人が訪れテレキャビンの搭乗口には長い列ができた。
トップページ 4月の一覧 ●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C) 2007-2025 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.