2025年9月9日(火)付

ハイシニア 2年ぶり全国へ 26〜29日新潟で大会 大町ソフトクラブ 健闘誓う

 大町市のソフトボールチーム「大町ソフトクラブ」が、26〜29日に新潟県の新潟市と燕市で開催される「第20回全日本ハイシニア(68歳以上)大会」に出場する。磯崎勇監督らが8日、市役所を訪れ、牛越徹市長に報告。「厳しい試合が予想されるが、最低でも初戦を突破したい」と健闘を誓った。
 大町ソフトは登録メンバー22人のうち半数が75歳以上。選手が不足する中でもベテランの経験と手堅いプレーを武器に、7月5日と6日に駒ケ根市で開催された県大会で準優勝を果たし、全国大会と北信越大会への切符を手にした。全国出場は2年ぶり8回目。過去最高成績はベスト16。
アルプスマラソン 原画描き40年 大会ポスターやプログラム大町市運動公園 大会当日 齋藤清さん作品展

 大町市で10月19日に開催される第42回大町アルプスマラソンで、大会のポスターやプログラムなどの原画を手掛ける市内の画家・齋藤清さんの作品展を、競技会場の市運動公園で開く。第3回から大会の顔≠描き続けた功績を、40年の節目に合わせて振り返る。実行委員会が8日、市役所で開いた会合で決めた。
 齋藤さんは版画の木版を削りだして作品にする、白と黒を基調とした独自の画法が特徴。大会には雄大な北アルプスなど大町の景観を中心に原画を提供してきた。作品展では第3回大会以降のポスターやプログラムなどを展示する。
「信州プロレス」奉納 宵祭り 小谷 川内神社で秋季例祭

 小谷村の川内神社は6日と7日、秋季例祭を開いた。五穀豊穣への感謝と、来年の豊作を祈願する祭事で、6日の宵祭りは栂池高原で開催、7日は本祭りを行った。
 栂池高原で行われる宵祭りは娯楽を含めた内容で知られ、今年は信州プロレスが奉納された。午後7時半に氏子総代、楽隊、灯ろう、子どもみこしの行列が始まり、会場の栂池中央駐車場には村内から家族連れなど、多くの人が集まった。楽隊の演奏は、信州プロレスのリングの上で披露された。
 午後8時過ぎ、信州プロレスが始まると雰囲気は一変、興奮と熱気に包まれた。信州プロレスリングは平成19年に旗揚げ、県内を拠点に活動する社会人のお笑いプロレスごっこ団体。川内神社秋季例祭での開催は、平成27年、同30年に続き3回目となった。
リレーや綱引き競い交流 白馬 村民運動会に500人

 白馬村や村教育委員会などが主催する「第65回村民運動会」が7日、スノーハープ(白馬クロスカントリー競技場)で開かれた。村民約500人が参加し、紅組・白組に分かれて、リレーや綱引き、玉入れなどの競技で競いながら、交流を深めた。
 綱引きは、小学生以下の部と中学生以上の部を実施。号砲の合図で、チーム全員が息を合わせて一斉に綱を引き、長く均衡が続いたり、一気に引き寄せ勝利する戦いもあった。周囲からも「せーの」「がんばれ」などと声援が響き、盛り上がっていた。
ワインコンクールで金・銀・銅 池田 ドメーヌ・ヒロキ 3部門で4品入賞

 日本産ブドウを100%使用したワインを対象とした品評会「日本ワインコンクール2025」で、池田町会染のワイナリー「ドメーヌ・ヒロキ」の白ワイン「ソーヴィニヨン・ブラン メルキュール2023」が金賞を受賞した。
 赤ワインの「メルロージュピター2023 」と白ワインの「ソーヴィニヨン・ブランエレガント2024」が銀賞、白ワインの「シャルドネヴェニュス2023」が銅賞を受賞。金・銀・銅3部門4品が入賞した。
 同コンテストはワインの「視覚」「香り」「味わい」「ハーモニー」などの項目で採点される。受賞したワインは2023年に町内の畑で収穫したソーヴィニヨン・ブランを100%用い、樽で熟成させ、なめらかでボリュームのある余韻に仕上がった。金賞は3年ぶりとなる。
秋の訪れ夜のスズムシ捕り 松川 親子連れイベント楽しむ

 松川村観光協会は6日、安曇野ちひろ公園で恒例の「すずむし捕り」を行った。「すずむしの里」ならではの秋の訪れを告げるイベントに、多くの親子連れなどが訪れ、夜の虫捕りを楽しんだ。
 約1万匹のスズムシが敷地内に放たれ、「リーンリーン」という涼しげな音色を響かせた。参加者らは、岩場や草むらを懐中電灯で照らしながら夢中で探した。「いた!」「捕れた!」と歓声をあげながら、プラコップと鳥の羽を巧みに使って、次々と虫かごに捕獲した。
 スズムシは同協会がふ化させ育てたほか、村内外の住民らが繁殖に協力し、提供した。
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