2025年9月13日(土)付

多年の貢献に感謝 長寿祝う 大町 美麻地区で敬老会 30人参加

 「敬老の日」の15日に向けて大北地域の各地で敬老行事が行われている。12日は大町市の美麻地区敬老会(実行委員会主催)がぽかぽかランド美麻で開かれた。地区内の75歳以上の高齢者約30人が参加。式典や記念品贈呈、アトラクションなどが行われ、多年にわたり地域や社会の発展に貢献してきたお年寄りたちに感謝し、健康長寿を願った。
豪州出身シェンさん笛隊に 小谷村外から募集 2人参加 13 、14 日 土谷諏訪神社例大祭

 獅子舞とともに奏でられる横笛の音色―。練習に励んでいるのは、オーストラリア出身の大崎シェンさん(25)。小谷村の土谷諏訪神社で13日と14日に開かれる例大祭で笛隊に参加する。体験は、小谷の伝統文化に触れつつ、移住のきっかけづくりや、担い手不足の課題解決につなげようと、土谷の住民が発案。村外から笛隊を募集するユニークな取り組みで、本番では2人が隊に参加する予定だ。
地震に強い住宅へ補助活用 松川村 「まず無料診断を」部分耐震補強例を展示

 昭和56年以前に旧耐震基準で作られた木造住宅の耐震補強工事について、松川村は役場ロビーに、住みながら一部の部屋だけを耐震化できる部分耐震補強工事のサンプルを展示している。工事費用を抑えながら、安全な居住空間を作ることができる工法。村は部分的な住宅耐震補強等に独自の補助金を設けており、「まずは建物の耐震性能を確認する無料の診断を」と呼び掛けている。
幅広い世代 競技通じ親睦 大町市社地区 自由参加型運動会に150人

 大町市の社公民館(内山晃一館長)は7日、「社地区親睦運動会」を社B&G多目的広場で開いた。地域住民150人余りが参加。幅広い世代がともに楽しめる競技を通じて地域の絆と親睦を深めた。
戦争と命 奥深く表現 松川ちひろ美術館で司修展 原爆テーマの絵本原画中心に

 松川村の安曇野ちひろ美術館で5日から、秋の展覧会が始まった。「ヒロシマ トマト 司つかさおさむ修展」は、広島の原爆をテーマにした絵本『まちんと』(松谷みよ子・文)を核に、戦中戦後の記憶を抱えながら、戦争や命について思索・表現し続けてきた画家・司修さん(89)の初期から近作までの作品を一堂に紹介している。11月9日まで。
猛暑乗り越え1等米 JA大北 新米の品質検査始まる

 JA大北による新米の品質検査が12日、大町市常盤の同JA南部低温倉庫で始まった。同市社と松川村からコシヒカリと美山錦合わせて約470袋(1袋30`)が持ち込まれた。高温による品質の低下が懸念されたが、全て1等米と判定された。
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