2026年4月14日(火)付

草木染の男性用品 製品化 大町市美麻の田澤康彦さん 新ブランド「TADACHI」立ち上げ

 大町市の昔ながらの豊かな自然と美しい水環境は地域の宝―。自然豊かな地で創作活動をしたいと考えるものづくり作家にとっては、移住の決め手にもなる。美麻の草木染色家・田澤康彦さん(44)もその一人。2013年から地区の蔵をリノベーションした染色工房で、妻の苺禾さんとともにユニット作家「solosolo」として活動を開始。今春からは染色から製品製作まで全て自分一人で手掛けるブランド「TADACHI」を立ち上げた。
 solosoloでは、田澤さんが染色、デザインを苺禾さんが担当。縫製は地域の人にと分業スタイルで商品を生み出す。主な商品は靴下や女性用衣類など。地域密着型の手仕事が評判を呼ぶ中、「男性物を」と要望が寄せられるようになり、新ブランド「TADACHI」が誕生した。
 TADACHIでは、企画からパターン作成、生地の調達、縫製までを一貫して田澤さん一人が手掛ける。
持続可能な観光地へ指針 小谷村 「経営ビジョン」策定進める

 小谷村は本年度、村の観光地経営の指針となる計画策定に乗り出す。訪日外国人客の増加や宿泊事業者の減少、近年の雪不足などを背景に、観光地として目指すべき方向性や戦略などに関わる計画がなかった現状を見直し、閑散期の底上げによる通年型観光の実現や、持続可能な観光地域づくりを図る。2026年度中に策定業務を進め、27年度からの開始を目指す。
 村観光商工係によると、村にはこれまで観光に関わる計画がなく、総合計画の施策項目に「地域資源を生かした観光振興」を位置づける程度だった。新たな計画は総合計画を基本にこれまでの成果や課題を踏まえ策定。「小谷村観光地経営ビジョン(仮称)」とし、村が目指すべき観光地の将来像や数値指標、実現に向けた基本戦略などを定める。
 ビジョンの作成は外部に委託し、白馬村など他自治体の計画も参考にしながら同協議会で意見を出してブラッシュアップしていく。村民からの意見も集約する予定。
白馬村の春彩る花の便り 落倉自然園 ミズバショウ見頃

 春の暖かな陽気が続き、白馬村内の各地で続々と花の便りが届いている。落倉自然園ではミズバショウが見頃を迎えており、姫川源流自然探勝園ではフクジュソウやカタクリの群生が見られる。桜やコブシ、スイセンなどの開花も始まり、村内をあざやかな春色で彩っている。
 村の最北部に位置する落倉高原の湿地帯にある落倉自然園では、雪解けとともに春の花が顔を出し始めた。ミズバショウやザゼンソウ、リュウキンカ、包が2枚ある貴重な「落倉水芭蕉」も見ることができる。
お花見日和の桜仙峡満喫 池田町陸郷 ゆったりと「山桜散策」

 池田町陸郷の散策を楽しむ「陸郷山桜散策」(北アルプス展望ウォーク実行委員会主催)が11日に開かれた。晴天に恵まれた陽気の中、県内外から約100人が参加し、桜が咲き誇る里山を満喫した。5班に分かれ、東山夢の郷コミュニティーセンターを出発。町ガイドマスター会のガイドらとともに、桜の名所「桜仙峡」を巡る約5`のコースを歩いた。
 道中の草花や北アルプスの雪形を観察したり、ウグイスの鳴き声に耳を澄ませながらゆったりと散策した。
 ヤマザクラを一望する桜仙峡で一休みし、住民らが和太鼓の演奏でもてなした。
野菜づくり「ぼかし肥料」学ぶ 松川 営農支援センターで教室第1回

 松川村営農支援センターは7日、家庭菜園で野菜作りをする人を対象に、村の風土に適した野菜作りを学ぶ「田舎のやさいづくり教室」の本年度第1回をJA大北南部営農センターで開いた。村営農支援センター企画推進員の栗林浩さんの指導で、微生物の力によって有機物を分解させ肥料化する「ぼかし肥料」を作った。
 野菜の病気や予防策、ぼかし肥料の作り方などについて説明した。米ぬかや油かす、ケイフンなど8種類の材料をかくはん機に入れ、水を加えてなじませた。水分量の目安や発酵のさせ方、保管の仕方などを丁寧に伝えた。
大糸線の存続議論 別組織へ 期成同盟会 大町で総会 利用促進に注力

 JR大糸線の沿線自治体や商工団体などでつくる大糸線利用促進輸送強化期成同盟会(会長=牛越徹・大町市長)は13日、本年度総会を大町市のJA大北会館アプロードで開いた。大糸線の存続に向けた議論が同盟会の振興部会から新たな会議体に移行する中、鉄道の利用促進を目指した要望活動や広報活動などを事業計画に盛り込んだ。
 大糸線を巡っては乗客の減少などに伴い、振興部会で令和4年度以降、持続可能な路線としての方策を検討してきた。本年度から議論の場を長野・新潟両県を事務局とする「大糸線沿線地域公共交通検討会議」に移し、沿線自治体やJR西日本などをメンバーに、鉄道から他の交通手段への転換を含め方策を検討する方針だ。
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